キニ58+キニ55
こんにちは。
オユ → キユニ改造計画も塗装前
最後の工作になりました。
《スカート》
京都模型 キハ40系のパーツ
大昔、百貨店の模型ショーで購入した
京都模型の半端物キットのものです。
裾のしぼりが気に入らず長いこと
放置状態になっているもの。
キハ40が2両、47が1両でお面は5つ。
右奥のビニール袋入りのはフジモデルの
パーツですが、なぜか1つだけ買って
あったので使っちゃっても大丈夫。
(フジのは今回の床板には付かない)
スカートの切り詰め
パーツは丈が少々長すぎたので、2mm弱
切り詰めました。
先に取付板に半田付けしてから切ります。
高さ調節に適当なアルミ板がなかったので
真鍮板にアルミ箔を巻いて使いました。
(アルミ箔なしだと一緒に付いてしまう)
取付状態
床板とめネジで共締めします。
スカート用のスノープロウ
ステーを作らないと付かないので
(面倒なので)今回はパスかなぁ?
キハ40と並べてみる
ありゃりゃ、
もう少し短いほうが良かったかな?
《雨樋》
続いて雨樋を付けます。
雨樋はオユのキットに入っていた
0.7mm真鍮線をそのまま使いました。
位置決め
ノギスで基準線を引き(裾から28.7mm)
雨樋の下を基準線に合わせてセロテープで
貼り付けます。
28.7mmというのは微妙な数字ですが…
なんとなく気動車らしく見える高さ、
というか、ほとんど感覚的なものです。
たとえば0.5mm低くすると屋根が厚くなり
客車っぽくなるような気がします。
まあ個人的な感覚ですけど…
半田付け
まずテープの間を点付けします。
次にテープを剥がして、点付けと点付け
の中間をさらに点付けします。
その後、隣の点付けの間を埋めるように
点付けした半田をのばします。
点付けの半田が多すぎた場合
横に流すようにのばしますが、余って
しまった。(余分を削るのが大変)
ちょうど良い量の場合
このくらいだとキサゲ作業は簡単です。
雨樋の半田付けは手早くするのがコツ。
もたもたすると真鍮線が伸びて車体から
浮いたり、波打ったりします。
一方の端から伸びを逃がしながら付けて
いくという方法もありますが、私には
点付けで間を埋めるほうがやりやすいな。
《ベンチレータの脚を削る》
気動車らしくするためにガーランド型を
箱型(押込型)に交換しました。
そのままでは脚がはまらないので削る
必要があります。
千鳥になるので向きに注意
保持用治具と作業中
なぜこんな面倒なことをするかというと
万力でくわえるとパーツのディテールが
つぶれてしまうから。
木片にパーツがはまるへこみを彫って
指で押さえるだけなんですが…
ダイキャスト製(エンドウのパーツ)で
とても硬いため固定する治具がないと
厳しいです。
取付状態
回転自由な1本脚になったので微妙に
ゆがんでしまいます。
接着の際、生乾きのうちに定規を当てて
矯正しなければなりませんね。
塗装前の作業はだいたい終了しました。
ここまでの成果を撮影しておきましょう。
キハ40と並び
右側面
後姿
左側面
上から
正面
横顔
写真を撮ってみて気づくことって
けっこうあるのですが、
「連結面の床下がすけすけでさびしい」
→トイレの汚物タンクでも付けようかな
と思ったりしています。
さて今後の手順ですが…
ダイキャスト等のパーツは塗装直前に接着
マスキングに支障するものは塗装後に接着
窓ガラス、サッシ等も塗装後に接着
電装(モーター、ライト)は塗装後に
という感じです。
塗装は「気温20度で空気が乾燥した日」
にしますのでもう少し後になります。
塗装はある程度まとめて行ないたいので、
以前書いた17系の仲間や相棒のキユニ17も
準備しておかなきゃなりませんね。
では今日はこのへんで…
本日もご乗車ありがとうございました。
キニ58+キニ55
常磐線 荒川橋梁にて。
平坦線なのに全車とも2エンジン搭載です。
過密な国電区間を走るため少しでも加速を
良くしてダイヤを乱さない必要がある、
からだそうです。
気動車なのは交直両用の荷電がないため。