鉄ヲタ業務日報

大阪を起点に色々出掛けたりしているサラリーマンの撮影記録です。毎週水曜日+αでの更新を目指します。

関西本線実証列車!キハ75乗り入れ(2025.2.16)

今回も新しめの記事を書くことにします。

 

〈目次〉

 

関西本線実証列車(名古屋→伊賀上野)運転

さてもう1年くらい前になるでしょうか。関西本線で実証列車を運転できるように三重県あたりで動きがあったことは皆様覚えているかと思います。

 

所謂急行かすがに近いものを復活させることで、関西本線の非電化区間を活性化させようという動きですね。これは当時から名古屋奈良へのアクセスというよりは、伊賀方面とかそっちだろうという予想は容易に出来たのですが正直これJR東海との連携も必要ですし本当に実現できるのか?という疑念のある内容ではありました。

 

しかしこれがどうにかこうにか上手い事いったらしく、いよいよ名古屋⇔伊賀上野の実証運転が実現したという訳です。

 

そうと決まれば面白い。どうせなら狙ってみるかという事で、撮影に向かう事にしました。

 

 

 

 

関西本線キハ75実証列車撮影(往路)

佐那具-新堂

往路は佐那具駅から少し歩いた所にある河合川の河川敷から狙う事としました。

まるで急行かすがですね。というか行先表示こそ臨時とはなっているものの、実際に使用車両も急行かすが置き換えも含めて導入された当時の400番台にあたるものらしいので本当に復活運転です。

 

風景的には往路は無難に狙いたかったのですが、これ多分伊勢あたりでも似たようなもん撮れるぞ?と思わんでもない。

 

大盛況の伊賀上野駅

目的地の伊賀上野駅もお祭りムード。

地域商店がぜんざいのふるまいもしておりましたし、撮影スペースでギャラリーがてんこ盛り。

 

とまぁ書きはしますが、個人的にはこれはこれでいいのでしょうが…という感想も少しありますね。

 

 そもそも伊賀市の中心、観光のメインは伊賀鉄道上野市駅伊賀上野駅周辺には特にこれといって何もない本当に汽車の駅でしかありません。

 そしてその上野市駅へ向かう伊賀鉄道の列車は関西本線定期列車にしか連絡していないという事で、この実証列車から降りた客はもれなく伊賀上野駅で待ちぼうけという状態でしかないんですよね。

 

今回の実証実験は2日しかありませんし、勿論結果を踏まえて次があるなら改善があると思うのですが、やはり定着化させるなら接続する臨時の伊賀鉄道の列車は欲しいですよね。というかそれは最低限マストだと思ってます。

 

 

 

この後復路まで少し時間があるので私も酒コインの付いたフリーパスを使って伊賀鉄道の撮影を楽しむことにしました。

 

 

 

 

伊賀鉄道撮影@猪田道-市部

松本零士鉄道と言ってもいいくらいに忍者列車のインパクトが強い路線です。

青で松本零士キャラが前面にドーンっといえば、ハッピーベアル号ってのがどこかに走ってたなぁ…復活しないかなぁ…

 

この日は3編成全てが日中運用中。

流石に今日は伊賀市の鉄道にとっては重要な日ですし敢えて合わせに来たのでしょうか。

 

前回伊賀鉄道に来た時の狙いは、ほぼ東急現役姿の編成だったので忍者列車メインで狙うのはこれが初という事になりますね。

 

そして3編成コンプリート

ぶっちゃけどっちでも良いのですが、3色ともこれに描かれている忍者は男なのか女なのかがよく分からない。。本当にしょうもないのですが本当にどっちだこれ。

 

この後広小路周辺で酒コインを消費して伊賀上野駅へ。伊賀上野駅キハ75の乗客が車内や駅で待機している横で連絡する普通列車で復路の撮影地を目指します。

 

あ、ちなみに大回り乗車伊賀上野駅のホームに降りることは禁止となっていました。やはりそれ狙いの大回り乗車客は多かったそうですがダメなようです。恐らく無人駅降車の扱いとなっているのでしょう。

 

 

 

 

関西本線キハ75実証列車撮影(復路)

柘植-加太

思っていたよりも列車が近くまで来ているという事が、撮影地の直前で発覚したのであまりシミュレーション出来ずの本番突入。

どうやら上にもっと有名なお立ち台があったらしくそっちで撮ってる人も多かったです。ただ下は下で山間部らしくて悪くはない。光線とかは微妙。

 

風景はこれこそ関西本線って感じにはなりましたね。快速みえではこの風景は厳しそう。逆に高山本線運用では似たものが撮れるかもですね。

 

結び

今回車両こそはキハ75でしたが、観光費用とか抜いたら大体特急料金くらいの価格設定になっていたようです。実際に実現する際に亀山快速を延伸するという考えもありますが、急行かすがの系譜で行くならば格上げしてHC特急とかになるのかなーと。

 

後沿線警察警備が多すぎでしたね。実際現地はそこまでこの日は大荒れってわけでは無かったのでうーんなんとも。伊賀上野駅には警備も必要でしょうが、そんな各駅に配備して沿線をパトカーうろうろみたいな状況にせんでも良かったのでは?感は正直ありましたね。

 

但しこの日は大阪中心部で大サロがうろうろしていたのでそっちに皆行った可能性はある。

 

 

 さて本題ですが、関西本線の非電化区間自体は車両こそはヘボそうに見えるもののそれなりに走りはしますし、列車本数も毎時1本とローカル線にしては十分な本数も用意されている路線。正直JRから放置されてるという表現は言い過ぎかな感もある印象は持っております。

 逆にそこまでしても輸送密度3桁というのが厳しい所ですね。そういう意味では優等列車でテコ入れが出来ればもっと伸びる見込みのある路線だと思えますので、出来ればまほろばレベルの運行頻度までは頑張ってほしいですよね。

 

今後の追加の実験、接続列車の設定に期待をしつつ〆ます。

 

では以上です。

 

 

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