今日の1台・1206

テーマ:

 

所有事業者:東京都交通局(東京)

仕様・用途:一般路線仕様

登録番号:足立230 あ ・350

局番:R-L350号車

配置:江戸川営業所臨海支所

初年度登録:2024年

シャシー製造:いすゞ自動車

搭載機関:いすゞ4HK1-TCH型

車体架装:ジェイ・バス宇都宮

車両型式:2RG-LV290N4

車名:いすゞエルガノンステップ

撮影日:2025年1月30日(木曜日)

撮影場所:船堀駅

 

 

お目にかかってちょくちょく乗っているんだけど、いざ撮るとなると、なかなか姿を現してくれない都バスの2024年度納入車(記号:L)です。

しばらく三菱ふそうが落札していたんですが、4年ぶりにいすゞが落札し、昨年7月から順次、各営業所と支所に配備され、今月までに予定導入台数67台全ての配備が完了したとのことです。

 

見た目は最終導入だった2020年度納入車(F)と変わりないんですが、いくつか差異点があります。

まず、都バスのエルガとしては初めてであろう、白色の単色LED行く先表示器を採用したこと。2018年度納入車(D)から、2020年度納入車(F)はフルカラーLEDだったので、やはりL代が最初ということになります。

 

次いで、H代(2022年度納入車)とK代(2023年度納入車)のナンバープレートは久々に陸運局の払い出しナンバー(緑ナンバー)だったのに対し、L代はまた、図柄入りの希望ナンバーに戻りました。ただ、その前が所謂「オリンピック/パラリンピック記念ナンバー」で、今回は同じ希望ナンバーでも東京都の図柄が描かれています。

 

コクピットにはドライバーが運転中に異常を感じた際に、EDSS(ドライバー異常時対応システム)と連動して、バスを非常停止させるドライバーステータスモニターを取り付けています。

室内はK代に引き続き、バスヲタの特等席である、タイヤハウスに据えられた座席は最初から外されており、従来車同様、ノンストップエリアにフリースペースが設けられています。座席数は減っているように見えますが、後部座席の1人用席が2人掛けになったことで座席数は変わっていません。それと最近の新車には導入されていなかったデジタルサイネージが復活したような記憶があるんだけど・・・。

 

L代の導入によって、2008年度納入車(S)と2009年度納入車(T)が除籍となりますが、T代は風前の灯火状態ながらまだ残存はしています。そしてS代の全廃ということは、都バスの日産ディーゼル車が全て消えたということになります。

 

それにしてもこの写真、そんなに悪くない出来だと思うんだけど、何かイマイチ。非公式側から撮ったからかなぁ~?

もう少しまともに撮れたら差し替えます。

 

 

【参考文献・引用】

BUSRAMA EXPRESS17「私達が知っている都営バス」

年鑑バスラマ2023→2024

(いずれもぽると出版社 刊)

都バス資料館