こんにちは!
今回は東武鉄道の都内ワンマン8000系に関する記事を書いていきたいと思います。
昨日、8000系の館林用編成であった8572Fと、元館林用編成で、昨年3月から都内ワンマンで活躍をしていた8574Fの2編成の東武ファンクラブ団体列車兼廃車回送が昨日行われました。ファンクラブ最後の廃車回送ツアーかもしれないので行きたかったのですが、タイミングが合わずにいけませんでした。非常に残念です。
8574F
今回の廃車はそんなに驚きことではないでしょう。10050型も既に導入が進んでいましたのでね。ただ、一つ意外だった点を挙げるとするならば、今年の4月に検査が切れる8575Fを差し置いて、8月検切れの8574Fを廃車にしたことですね。これが指し示すのは、検査期限ギリギリまで8000系を持たす意思はないということなのでしょうね。
8574Fの廃車で都内ワンマン用の8000系は8575F,8576F,8577F,8579Fの4編成のみになってしまいました。8574Fが廃車とのことですから、この中の編成は次どの編成が廃車になってもおかしくない状況だろうと思います。一応検査順としては、8575F(4月検切れ)→8576F(11月検切れ)→8679F(12月検切れ)→8577F(2027年6月)となっています。検査期限に明らかに余裕がある8577Fは少し残る可能性はあるのかなと思いますが、他の3編成はいつどの順番で廃車になってもおかしくでしょう。
8575F
そんな8000系の現在の状況ですが、10050型が後1編成検査出場すると完全に必要なくなる状態です。こちらは以前も書きましたが、館林が8運用9編成体制、都内ワンマンが4運用5編成体制で、合計14編成です。10000型・10050型の現在のリニューアル編成数は13編成ですので、微妙に1編成足りないような状況です。予備を切り詰めれば、8000系は運用に就かせなくても良い状況なのだろうと思いますが、所定数には1編成足りません。そのため、8000系は現在も度々都内ワンマンに就いているのではないかな?と思います。一方で、10050型リニューアル10編成目の11254Fが検査入場をしたようです。こちらが出場すると10000型と合わせて14編成になりますから、8000系は数上は完全に不必要になります。この後に8000系が完全に運用を撤退するのか、それとも廃車までは度々運用に就かせるのか、どうなるのかが気になる所ですね。
最後に2月の8000系の運用状況をまとめて終わりたいと思います。
8574F:2/1、2/8~2/12 2/17廃車回送
8575F:2/2~2/5、2/14~2/18
8576F:2/7~2/11
8577F:2/4~2/7
8579F:2/3~2/6、2/9~2/15
このような形です。8579Fが一番運用に就いていますね。一方で一番検査期限に余裕のある8577Fが4日しか運用に就いていないような状況です。
最後までご覧いただきありがとうございました!