奈良・京都・橿原線系統で長年に渡り活躍してきた8000系列の置き換えのため新造が進められている8A系ですが2024年度分の4両固定×12編成48両の納車が今月中に完了し、引き続き2025年度分の車両製造が行われているようです。2024年度分最後の編成になる8A12では一部の扉に電動ステップとステップ制御装置が取り付けられ、新たなバリエーションが加わりました。
(2025.2.15 石切にて撮影)
新生駒トンネルから出てきた8A系8A03ほか6両編成の大阪難波行き区間準急です。近鉄における長大トンネルの一つである新生駒トンネルは阪奈間最大の見所と言えますが8A系は乗務員室直後の窓が1枚しか無く、遮光幕使用で全閉になることもあるのでトンネル区間の前面展望は非常に難しいです。
(2025.2.15 石切にて撮影)
続いては大和西大寺行き区間準急に充当される8A08ほか6両編成です。1枚目の8A03とは逆にこれから新生駒トンネルに入りますが石切到着後遮光幕が下りてしまい、先に書いたように全閉になってしまいました。これまでの一般車では全閉は有り得なかったので「何故乗務員室直後の窓を減らしてしまったんだろう?」って思ってしまい、良い車両なのに残念とも思ってしまいます。