20代男性のブログ。日常、旅行など

伊勢のキハ40系を撮る!➂~参宮地区編~

今回の記事は2本立てだ。

目次

➀12月遠征

➁正月遠征

 

➀12月遠征

2回目の遠征後にキハ40系列の多気以南の紀勢本線からの撤退の知らせと同時に伊勢市以南の参宮線での運用の開始の知らせも入ってきた。
参宮線には有名撮影地があるので行かない選択肢はない。

かくして期末試験終わりの3枚目の青空フリーパスを購入したのであった。

今回も津駅からスタート。毎回同じ列車からだが今回はいきなり国鉄風塗装車両(以下ツートン)に乗車することとなった。

2015/12/20 今回は初めからツートン。

車内は東海色と同じ通常仕様。JR西日本のように体質改善などをうけていないのでモケットなどは国鉄時代のままと思われる。

キハ48 3812 車内

朱一色塗装の妻面の検査記載。

高茶屋駅。冬至近くなので、まだ日の出を過ぎたばかりで暗い。

今回は天気はこの上なく良いので良い収穫を期待して毎度の撮影地へ。

朝焼けに染まるキハ40系 3連の運用だった列車。時代は着実に進んでいる。

キハ75 快速みえ

キハ40系5連だった322Cもキハ25 4連に置き換えられてしまったので、雲出川を渡った先の堤防からのアプローチを降りてくるポイントへ移動。

が、青空が広がるこの上なく良い条件にも関わらず遅切りをして先頭が切れてしまった。ほぼ完璧な条件が整っている中で失敗したショックは9年経ってもいまだに覚えている。

現場に居合わせた関東の方に車にお誘いいただき、ありがたいことに六軒駅まで送っていただけた。

キハ11 7 六軒駅
キハ11で300番台はこの後のダイヤ改正後も走り続けたが、鋼鉄製のキハ11は引退が迫っておりこの当時は既に3両しかいなかった。

キハ11 304 六軒駅
この時間は2本連続でキハ11が上って行った。

キハ11を待たせて通過する南紀1号。青空が気持ちよい。六軒駅。

乗車電がやってきた。今ではキハ11名松線でしか見られないが、2形式とも紀勢方面のローカル輸送を支えている重要な気動車だ。

このままキハ25で松下まで移動。

撮影地へ移動してすぐに亀山で折り返してきたキハ11がやってきた。

キハ11-7 二見浦~松下
2004年冬の18きっぷポスターとロケーションが似ているが一区間隣の場所らしい

鳥羽駅で折り返してくるのを狙いに移動

キハ11-7 松下駅に到着

これを撮影後、今回のメインであった池の浦シーサイド駅(2020廃止)へ向かった。
いつかの時刻表(JRかJTBだったかも忘れた)の表紙で採用された写真の撮影地だ。

キハ11 304 (臨)池の浦シーサイド~鳥羽
300番台は名松線専属になったのでもうここを走ることはない。

 

12月より伊勢市~鳥羽の運用が再開したキハ48。これを撮りに来た。

津波避難の看板が目立たないカットでもう一枚

キハ75 快速みえ
練習電でほぼ載せていないが1時間に1本ずつ走っている。全検が最後とも聞くのでこちらももうすぐ引退か。

キハ11
最後まで注目されることは無くひっそりいなくなった。松下で見送ったのが折り返して戻ってきたと思われる。

もう一枚。

日が傾いてきた。

折り返しがこの場所で最後となるキハ48。ツートンだった。折り返しを待つテンションが上がる。

いい感じに照らされている。

これを撮りに来た。前後のカットは影落ちで没になったがこれで満足。
白飛びする空はカット

一緒に撮影されていた方に車で二見浦駅まで送っていただいた。ありがたい限り。

この日に何度も撮影したキハ11で松阪へと向かう。
0番台はシートのカバーが黒で縫い付けてあるのが300番台との違い

キハ11の運転台

松阪で亀山行の普通に乗り継ぎ。
朝イチでのったツートンだ。三瀬谷でも池の浦でも撮影できて何かと縁があった。

亀山の一駅手前の下庄までバルブをするため乗車。車内で食べた松阪の駅弁がおいしかった思い出。先日、皇族の方も召しあがったそうです。
https://www.ekiben-aratake.com/sinbunkiji/2024/04chunichi/index.html

乗ってきたツートンを見送る。地元の方々にとってはいつも乗る電車なんだろう。

亀山で折り返して来たツートンをバルブ

1時間ほど待ってもう一本バルブ。2種回収できて満足。

下庄は駅周りに何もないので列車到着時以外は完全に無人となる。12月なので極寒の中、ひたすら迎えの列車を待っていた。

下庄にあったキハ25への案内。
紀勢地区のキハ25は3度にわたって投入され、8月に主にキハ11の運用を、12月に多気以南のキハ40系の紀勢本線の運用を、そして3月のダイヤ改正で残った運用を全て置き換えた。


今回が伊勢地区の最後の遠征となると思いきや、家族の初詣で再び伊勢地区を訪れることとなった。

 

➁正月遠征

伊勢市駅のみでの撮影だが掲載しておく。

2016/1/2 キハ48 3809+6809 伊勢市駅

キハ48 6809+3809
前カットの編成が鳥羽で折り返してきたもの

ツートンも来てくれた

2016/1/3 翌朝、前日バルブした2編成がねぐらで佇んでいた。伊勢車両区。

バトンを受け継ぐ最新鋭のキハ25。313系のこの先頭顔はキハ25が最後となった。

この正月の撮影が紀勢地区でのキハ40系引退前の最後の撮影となった。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。