今回の記事は2本立てだ。
目次
2回目の遠征後にキハ40系列の多気以南の紀勢本線からの撤退の知らせと同時に伊勢市以南の参宮線での運用の開始の知らせも入ってきた。
参宮線には有名撮影地があるので行かない選択肢はない。
かくして期末試験終わりの3枚目の青空フリーパスを購入したのであった。
今回も津駅からスタート。毎回同じ列車からだが今回はいきなり国鉄風塗装車両(以下ツートン)に乗車することとなった。
車内は東海色と同じ通常仕様。JR西日本のように体質改善などをうけていないのでモケットなどは国鉄時代のままと思われる。
今回は天気はこの上なく良いので良い収穫を期待して毎度の撮影地へ。
キハ40系5連だった322Cもキハ25 4連に置き換えられてしまったので、雲出川を渡った先の堤防からのアプローチを降りてくるポイントへ移動。
が、青空が広がるこの上なく良い条件にも関わらず遅切りをして先頭が切れてしまった。ほぼ完璧な条件が整っている中で失敗したショックは9年経ってもいまだに覚えている。
現場に居合わせた関東の方に車にお誘いいただき、ありがたいことに六軒駅まで送っていただけた。
キハ11で300番台はこの後のダイヤ改正後も走り続けたが、鋼鉄製のキハ11は引退が迫っておりこの当時は既に3両しかいなかった。
この時間は2本連続でキハ11が上って行った。
このままキハ25で松下まで移動。
撮影地へ移動してすぐに亀山で折り返してきたキハ11がやってきた。
2004年冬の18きっぷポスターとロケーションが似ているが一区間隣の場所らしい
鳥羽駅で折り返してくるのを狙いに移動
これを撮影後、今回のメインであった池の浦シーサイド駅(2020廃止)へ向かった。
いつかの時刻表(JRかJTBだったかも忘れた)の表紙で採用された写真の撮影地だ。
300番台は名松線専属になったのでもうここを走ることはない。
練習電でほぼ載せていないが1時間に1本ずつ走っている。全検が最後とも聞くのでこちらももうすぐ引退か。
最後まで注目されることは無くひっそりいなくなった。松下で見送ったのが折り返して戻ってきたと思われる。
白飛びする空はカット
0番台はシートのカバーが黒で縫い付けてあるのが300番台との違い
松阪で亀山行の普通に乗り継ぎ。
朝イチでのったツートンだ。三瀬谷でも池の浦でも撮影できて何かと縁があった。
亀山の一駅手前の下庄までバルブをするため乗車。車内で食べた松阪の駅弁がおいしかった思い出。先日、皇族の方も召しあがったそうです。
https://www.ekiben-aratake.com/sinbunkiji/2024/04chunichi/index.html
下庄は駅周りに何もないので列車到着時以外は完全に無人となる。12月なので極寒の中、ひたすら迎えの列車を待っていた。
紀勢地区のキハ25は3度にわたって投入され、8月に主にキハ11の運用を、12月に多気以南のキハ40系の紀勢本線の運用を、そして3月のダイヤ改正で残った運用を全て置き換えた。
今回が伊勢地区の最後の遠征となると思いきや、家族の初詣で再び伊勢地区を訪れることとなった。
伊勢市駅のみでの撮影だが掲載しておく。
前カットの編成が鳥羽で折り返してきたもの
この正月の撮影が紀勢地区でのキハ40系引退前の最後の撮影となった。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。