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北海道美術ネット別館

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抜海駅まであと少し●抜海へ、冬の旅(14)

2025年02月17日 10時18分07秒 | つれづれ日録
(承前)

 本郷新が釣りのため抜海を訪れたのは1955年とされています。
 まだ自動車が普及する以前のことです。本郷は漁港と駅を結ぶこの道を歩いたのでしょう。 

 たとえば五稜郭駅から五稜郭タワーまでの距離も2.4キロぐらいです。
 モータリゼーション以前の世代の人はこのぐらいの道のりは平気で歩いたものと思われます。


 
 左に曲がって、道道510号抜海兜沼停車場線に入ります。

 左手に
「夜間除雪しておりません」
と書かれた看板が立っています。

 1970年代頃までは夜間も含めて完全に除雪していた国道は幹線に限られていましたが、近年はほとんどの国道や主要な道道は昼夜を問わず除雪されるようになってきました。

 ただ、夜間除雪がされなかったり、冬季間は通行止めになったりする道道はいまも道内各地にあります。
 


 ごくゆるやかな上りの直線道路が続きます。
 あたりは一面の雪原で、牧草地か原野のどちらかだと思います。
 少し離れて丘陵が見えます。
 

 道が右にカーブするあたりに、左に入る脇道があります。


 
 脇道を入っていくと、小さな石碑がありました。
 「抜海駅百周年記念之碑」
とあります。
 駅が置かれたのは1924年(大正13年)なので、新しい碑なのでしょう。

 雪が深く、裏側に回ってみることはできませんでした。

 この碑のすこし先に駅舎があります。

 あたりは木が多く、人家は1軒しかありません。
 







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