四国まで観光列車に乗りに行きました。
往きは夜行バスを利用、帰りは新幹線に乗って、日帰りに近い状態での乗り鉄でした。
乗った観光列車は「四国まんなか千年ものがたり」と「志国土佐時代の夜明けのものがたり」の2本です。
【1】四国まんなか千年ものがたりに乗る
この日は、二種類の観光列車に乗るため、《定番》の接続にしました。
高知10:02発→→土佐久礼12:04「夜明けのものがたり」
土佐久礼12:11→→高知13:05「あしずり」
高知13:13→→大歩危14:05「南風」
大歩危14:21→→多度津17:14「千年ものがたり」
この乗り継ぎだと、1日で2種類の観光列車を楽しめるのです。
乗車の5日前でも、何とか取れました。
みどりの窓口では空席はほとんどありませんでしたが、1人乗車なら何とか取れたのです。
ただ乗ってみると、空席が結構多いのです。「夜明けのものがたり」の2号車海側の良い席が3席続いて空くなど、残念な状態でした。
【2】QRコードがテーブルに
この「四国まんなか千年ものがたり」ですが、テーブル(座席)にQRコードが貼られていました。
次の写真の赤い矢印の部分です↓
このQRコードを読み取って、土産品の注文が、この2月15日からできるようになったのです。
今までは、このように↓品物を入れた箱を持って、客席を巡回したのですが、新しいスタイルになりました。
関心を持っている人なら、2号車のカウンター付近に実物が置いてありますので、見ることはできました。
なお、飲み物の注文は、従来通りでアテンダントさんに伝える形式です。
【3】QRコードを使ってみた
面白そうだったので、QRコードを読み取って、土産品を注文してみました。
■QRコードを読み取る
テーブルに、QRコードが貼り付けてあります。
手持ちのスマートフォンで読み取ります。
座席(テーブル)ごとに、別のQRコードになっています。
■買いたい土産物を選ぶ
QRコードを読み取ると、土産品のメニューが表示されます。
その中から、買いたい品を選びます。
QRコード利用の注文は、時間帯が限られています。早すぎると表示されません。
■注文する
カートに入れたら、注文ボタンを押します。
乗客全員、琴平までは乗りますから、慌てる必要はないです。
このブログ書いている時に気づきました。
お土産の食べ物は表示されてましたけど、そういえばグッズはなかったなと。
「お土産」の隣に「グッズ」があったのですね。
■アテンダントさんがお届け
しばらくして、アテンダントさんが、注文した土産品物を持ってきます。
今回は、飲食代と同時の支払いで、2150円でした。
【4】2種類購入
袋に入った土産品が2つ届きました。
★きんつば600円
1つは、初期から販売している「きんつば」600円です。
箱を開けると、4つ入っていました。
千年ものがたりのロゴ入りです。
★えびせんべい700円
もう1つは、クアトロえびチーズせんべいです。
千年ものがたりの車両が描かれたパッケージです。
中には、4色のロゴ入りえびせんがありました。
【5】感じたこと
2号車には、土産品を入れた箱がありましたが、巡回は無しでした。
何十回と乗っている常連客なら問題は無いですが、目の前に実物見本があった方が、売り上げはあがりそうです。とりあえずの試行のような気がしました。
QRコードを導入するなら、むしろ飲み物の注文の方が、メリット大きいのでは?
【6】QRコードの活用例
すでに列車の車内販売でも、QRコードの活用が一部で実施されています。
★東海道新幹線
東海道新幹線のグリーン車では、2023年11月からモバイルオーダーシステムで車内販売の注文を受けています。
★上越新幹線
2019年に、「とき」のグリーン車1往復で、実験的な取り組みが行われました。
QRコードで注文を受ける車内販売です。
JR東日本の方針が変わったためか、試行の結果は十分に活かせなかったという印象です。
今回の乗り鉄、他の内容は近いうちに。
●四国まんなか千年ものがたりの今までの記事はこちら↓