土産物をQRコードで注文【千年ものがたり】 | 車内販売でございます。

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車内販売を15年半で11000回を利用してきた「車内販売大好きな乗客」が書くブログです。 多数の観光列車に乗り鉄しています。

四国まで観光列車に乗りに行きました。

往きは夜行バスを利用、帰りは新幹線に乗って、日帰りに近い状態での乗り鉄でした。

乗った観光列車は「四国まんなか千年ものがたり」と「志国土佐時代の夜明けのものがたり」の2本です。

 

【1】四国まんなか千年ものがたりに乗る

この日は、二種類の観光列車に乗るため、《定番》の接続にしました。

高知10:02発→→土佐久礼12:04「夜明けのものがたり」

土佐久礼12:11→→高知13:05「あしずり」

高知13:13→→大歩危14:05「南風」

大歩危14:21→→多度津17:14「千年ものがたり」

この乗り継ぎだと、1日で2種類の観光列車を楽しめるのです。

乗車の5日前でも、何とか取れました。

みどりの窓口では空席はほとんどありませんでしたが、1人乗車なら何とか取れたのです。

ただ乗ってみると、空席が結構多いのです。「夜明けのものがたり」の2号車海側の良い席が3席続いて空くなど、残念な状態でした。

 

 

【2】QRコードがテーブルに

この「四国まんなか千年ものがたり」ですが、テーブル(座席)にQRコードが貼られていました。

次の写真の赤い矢印の部分です↓

このQRコードを読み取って、土産品の注文が、この2月15日からできるようになったのです。

今までは、このように↓品物を入れた箱を持って、客席を巡回したのですが、新しいスタイルになりました。

関心を持っている人なら、2号車のカウンター付近に実物が置いてありますので、見ることはできました。

なお、飲み物の注文は、従来通りでアテンダントさんに伝える形式です。

 

 

【3】QRコードを使ってみた

面白そうだったので、QRコードを読み取って、土産品を注文してみました。

■QRコードを読み取る

テーブルに、QRコードが貼り付けてあります。

手持ちのスマートフォンで読み取ります。

座席(テーブル)ごとに、別のQRコードになっています。

 

■買いたい土産物を選ぶ

QRコードを読み取ると、土産品のメニューが表示されます。

その中から、買いたい品を選びます。

QRコード利用の注文は、時間帯が限られています。早すぎると表示されません。

 

■注文する

カートに入れたら、注文ボタンを押します。

乗客全員、琴平までは乗りますから、慌てる必要はないです。

このブログ書いている時に気づきました。

お土産の食べ物は表示されてましたけど、そういえばグッズはなかったなと。

「お土産」の隣に「グッズ」があったのですね。

 

■アテンダントさんがお届け

しばらくして、アテンダントさんが、注文した土産品物を持ってきます。

今回は、飲食代と同時の支払いで、2150円でした。

 

 

【4】2種類購入

袋に入った土産品が2つ届きました。

★きんつば600円

1つは、初期から販売している「きんつば」600円です。

箱を開けると、4つ入っていました。

千年ものがたりのロゴ入りです。

 

★えびせんべい700円

もう1つは、クアトロえびチーズせんべいです。

千年ものがたりの車両が描かれたパッケージです。

中には、4色のロゴ入りえびせんがありました。

 

 

【5】感じたこと

2号車には、土産品を入れた箱がありましたが、巡回は無しでした。

何十回と乗っている常連客なら問題は無いですが、目の前に実物見本があった方が、売り上げはあがりそうです。とりあえずの試行のような気がしました。

QRコードを導入するなら、むしろ飲み物の注文の方が、メリット大きいのでは?

 

 

【6】QRコードの活用例

すでに列車の車内販売でも、QRコードの活用が一部で実施されています。

★東海道新幹線

東海道新幹線のグリーン車では、2023年11月からモバイルオーダーシステムで車内販売の注文を受けています。

 

★上越新幹線

2019年に、「とき」のグリーン車1往復で、実験的な取り組みが行われました。

QRコードで注文を受ける車内販売です。

JR東日本の方針が変わったためか、試行の結果は十分に活かせなかったという印象です。

 

 

今回の乗り鉄、他の内容は近いうちに。

 

●四国まんなか千年ものがたりの今までの記事はこちら↓