2月15日土曜日に開催された「京成3200形 デビュー記念 撮影会付き乗車ツアー」に参加しましたので、その内容をご紹介します。
今回記事【その1】では八広駅の出発からちはら台駅の撮影、【その2】では3200形の車内と船橋競馬場駅などで撮影したものを掲載します。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
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ツアーの出発地は京成押上線の八広駅です。
試乗列車は青砥方向から回送で押上駅まで走行した後、8時50分ごろ八広駅の3番線ホームに入線しました。
当日の天気は快晴だったため、朝の陽光に新しい車体がよく映えています。
後方には東京スカイツリーもよく見えました。
試乗列車の数分前には、京急1000形の「イエローハッピートレイン」が京成高砂行きで到着しました。
ちょっといいことがありそうな気がしてしまいます。
列車の種別表示は「臨時」、運行番号は「S05」となっています。
駅の出発表示は「団体専用」となっていました。
八広駅には来週22日の3200形運行開始とともに発売される記念乗車券のポスターが掲出されていました。
記念乗車券は京成の全駅で発売されるのではなく、主要駅のみの取り扱いです。
八広駅の出発は9時1分ごろです。
3200形のドアは3100形などと同じように、ガラスを金属で押さえるタイプのもので、最近他社ではあまり見かけません。
ドアの上にあるモニターの右側は京成グループのロゴ、左側は京成グループの広告映像が流れていました。
八広駅を出発した後、途中京成津田沼駅、千葉中央駅などで時間調整をしながら、10時10分ごろに京成千原線の終点「ちはら台駅」に到着しました。
この駅で約1時間停車し、車内外の撮影タイムとなりました。
撮影場所にはちはら台駅ホームのほか、下の画像の車両屋根上に見える関係者以外立ち入り禁止のエリア(金網のある部分)が開放されました。
特別に開放されたエリアのほかは、跨線橋や駅の外周道路からの撮影となります。
撮影しやすいように車両を駅のホームから少し前に出してくれました。
3200形のカラーリングは、車体肩の部分がブルー、腰の部分がレッドの京成標準色です。
下の画像右側に停車している3000形に比べると、車両前面ではレッドよりもブルーが目立つ配色となっています。
京成の新型車両でブルーとレッドの標準色になるのは、上画像の右に停車している3000形以来となります。
前世代の3100形は成田スカイアクセス線用のオレンジのカラーリングでした。
先頭部のストライプの処理などは、貫通路が中央になったことを除くと、3100形を継承したデザインになっています。
京成3100形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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3100形と同じフォルムの新京成80000形はいずれ京成標準色に変更されるため、どのような見た目になるのか楽しみにしています。
新京成80000形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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京成成田側から2両目の3206号車は、3両目の先頭車3201号車と連結しています。
前面の貫通路が中央になったことで、6両編成以上を組成しても全車両の通り抜けが可能になりました。
他社の車両では運転台のない中間車と先頭車が連結する部分はあまり見かけないので、趣味目線ではうれしいポイントです。
3206号車の床下に搭載されている東洋電機製の制御装置を拡大してみました。
ハイブリッドSiC素子を適用したVVVFインバータ制御により、旧型の3500形と比較して69%の消費電力削減を実現しているとの説明がありました。
これまでの京成車両では3500形のみが4両から8両編成まで組み替え可能な形式でしたが、今後は順次3200形に置き換わっていきます。
約30分ほど車外から撮影した後、ちはら台駅に戻りました。
もう少し近くで撮影したかったという思いもありますが、通常運行では撮影できない場所から撮影でき、よい記録となりました。
次回【その2】記事では、3200形の車内とツアー終点の船橋競馬場駅などで撮影したものを取り上げます。
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