昨日の話。
妙見山に行ってきた。
行こう行こうと思っていたけどやっとこさである。
ロードでは何度も登ってはいるけど登山という観点からは初めてである。
能勢電に揺られること10数分、日生線との分岐駅山下にとうちゃこ。
ここで妙見口行きに乗り換える。
能勢電鉄は川西能勢口ー妙見口を結ぶ妙見線と山下ー日生中央を結ぶ日生線の2路線あるが、現状の運行形態はほぼすべての列車が川西能勢口ー日生中央を往復する。
本来山下ー日生中央間は妙見線の支線みたいな形なんだが、現状ほとんどの列車が日生線に直通しているためこちらが本線のように思える。逆に戸籍上本線のような扱いの妙見線の末端が支線のようなかわいそうな扱いとなっている。
まぁ利用客の数で考えると仕方ないんだけどね。
で、終点の妙見口にとうちゃこ。
一昨年の12月以来の訪問である。
大阪府最北端の駅。
いい味出してますな。
到着した列車はすぐさま山下へと引き返す。
まるで飛行機のタッチアンドゴーのようである
駅前の風景。
こちら
武田尾もイノシシのお肉が有名だけど
こちらも負けず劣らずである。
古き良き昭和の風景の妙見口。
駅のすぐ横にはこんなお家が。
けど取り壊しかね?
なんかもったいない。
で、登山口に向かう。
おっ、お山帰りですな。
こんにちは~。
ってめっちゃ人が向かってくるじゃん。
こんなに登る人が多いのね。
時刻は14時過ぎ。
下山ラッシュである。
今回は地図を持ってきていない。
やまっぷのアプリを見ながら登る。
妙見山はルートが複数ある。
今回は大堂越コースを登る。
別に何か考えがあるわけではない。
ろくすっぽ調べておらず、何となくである。
山頂まで往復3時間程度だと思うんだがこの時間から登る人の姿は皆無。
降りてくる人ばかりとすれ違う。
ここは大阪府豊能町。あそこから再び兵庫に復帰。あの先は川西市である。
で、やってきたのは
妙見の森ケーブルの黒川駅。
正確に言うと旧黒川駅。
以前はここからケーブルカーとリフトで上まで上までいけた。
高尾山のような感じのお山だったんだが、一昨年廃止されてしまった。
廃止後1年余り。
遠目に見てもレールの錆がわかる。
鉄道もそうだけど廃線になったり災害で運休し列車の来なくなってしまった施設と言うのはものすごい勢いで朽ちていく。
なんかこういうのを見ると寂しくなるなぁ。
一昨年の最終営業日のあの日。
僕はここにいた。
そしてだーれもいなくなった駅。
切ないねぇ。
ハイキングコースの紹介。
あら、きついって書いてあるわよ奥さん。
大丈夫かしら???
帰りはこちらを下りましょうかね。
ケーブルカー。
あの日から時が止まってる。
どうにか復活できないだろうか。
そして山へと入っていく。
きついとか書かれてたけど
実際にはそんなことはなく、歩きやすくて気持ちよく高度を稼いでいく。
多分あれだな、普段山歩きをしていない人向けのメッセージだな、あれは。
普段から山歩きをしてる人であれば普通の登山道である。
あら、こんなところにお台場が(笑)
快適な登山道。
やっぱお山はいいですなぁ。
気持ちがいい。
あ、こっちですね。
尾根に出た。
ここ妙見山は高尾山と同じく信仰の山。
「能勢の妙見さん」と呼ばれ親しまれている。
こちらは旧リフト乗り場。
そうなのよ。
今はこの状態。
兵どもが夢の跡。
そして見えていたのが
こちら。
信徒会館である。
これ、石切山から満願寺へ向かう途中から望む妙見山なんだが、
山頂に鎮座するこれ。
それがこちらである。
中には行ってみたいけど入れない・・・。
ここからの眺め。
真ん中の山が我が裏山、釣鐘山と石切山。
いつもはあちらからこちらを眺めていた。
石切山越しに眺める大阪湾。
その奥には友ヶ島も見える。
こちらはみんな大好き六甲山。
そして山門へ。
手前は川西。
門をくぐると能勢町へワープ。
そして
やってきましたお参りに。
え~報告いたします。
我が家の上の、
この春から大学生になれることが決定しました!
あのノー勉太郎がね。
ありがたやありがたや。
神様、仏様に感謝。
ブログを読んでくださっている皆さんに感謝。
もうバスがやってくることのない阪急バスのバス停。
この辺りもいい味出してますなぁ。
雪がちょっと残ってる。
この辺りは積もったんだねぇ。
こちら、本堂は撮影禁止だったので写真はなし。
けどお参りしてきた。
お礼参りではございません。
上の、まだ受験は終わっていない。
もう少し頑張れねばならんので、そのお参りである。
その他にもね、中期日程を頑張ってる方、これから本丸に向かわれる方もおられる。
全員合格!!!
お願いします。

少し前までは紙での配布だったけど、今は直筆。
ありがたや
そして下山に取り掛かる。
また来ます。
ん?
嗚呼なんということ!!!
しばらく来ない間に売店がこんなことに!
前ね、ロードのヒルクライムでここまで来た頃はゴールのここでブヒブヒ言いながら桜川サイダーを飲むのが常だった。
諸行無常の響きありである。
ここはローディーさんの聖地。
僕も頑張っていたころは箕面→妙見山というルートで二つのお山を登っていた。
僕の中でのランク付けでは
箕面(勝尾寺)→妙見山→六甲山(一軒茶屋)の順できつさが上がる。
おっ、コルナゴちゃん。
下り、落車にお気をつけやす。
で、僕が向かうのは
こちら。
おっ、ここから始まるのね。
おぉ~緩やかな下りでめちゃくちゃ歩きやすい。
今回初めて山登りで妙見山に来たけど、ほんといい山だと思う。
ほんと気持ちのいいハイキング道で歩いていて楽しい。
六甲山も近くていいんだけど、宝塚から登って有馬温泉に下っちゃうと温泉には入れるのはいいとして帰りが遠いのね。
宝塚に戻ろうとするとピストンになるのね。
けどここはルートがたくさんあって1周できる。
しかもわりかし視界も開けていて気持ちがいい。
こんな感じでいつものとは逆の感じで裏山を眺めながら歩くのも楽しい。
取りつきも能勢電ですぐだしね。
近くていい山。
さらば、信徒会館。
こういうのを見ると「あぁここは参道だったんだなぁ」と思う。
麓を眺める。
ん?
おぉ~ありゃクリーンセンターだな。
てことは手前に一庫ダムがあるのね。
本来は右側が登山道だったんだろうけど、えぐれにえぐれて落ち葉が厚く積もっている。
しかし気持ちいいわこの道。
いいところを見つけた。
また来よう。
朽ち果てたブルドーザー。
たまに山の中で朽ち果てた車とかを見るけど、「なんでこんなところに」って思うよな。
うねうねした木。
なんかこういう木、好き。
で、ここまで戻ってきた。
おっ!なんか煙が出てる。
そして木を燃やすどこか懐かしいにおいが。
あ~これか。
ほしいもに
やきいも
チンもある。
いいねぇ。
で、駅まで戻ってきた。
さ、帰るか。
なんか心落ち着くというか懐かしい場所ですな。
近いし手軽に登れるし、いい山ですよ。妙見山。
というわけでお家に帰りましたとさ。
本日の記録