今回は先日マイクロエースより発売されました秩父鉄道12系客車をご紹介します。
待ちに待ったリリースなのですが、4月発売予定商品にもかかわらず、今月(2月)になってから2月出荷との情報が!
マイクロさんは大抵予定より遅延しての発売がほとんどでしたから早まるなんて寝耳に水状態!
通販予約でしたから強制発送、そして到着。
普段でしたらまだ良いのですが、今月末のTOMIX新製品があり大出費確定月でして涙目に…。
ともあれ、秩父に実家のある私としましては外せない商品、涙目ながら喜んで開封しました…。
秩父鉄道12系。今回の商品は現行の姿のリリースです。
秩父鉄道の12系はおもにC58363牽引の「SLパレオエクスプレス」用に使用され、2000年にJR東日本から転入しました。
当初は深緑の車体色でしたが、2012年に現在の赤茶色にリニューアルされました。
4両編成。赤茶色のバージョンも以前リリースされていましたが今回は青の新ロゴマークに変更後の商品となり、リニューアル新製品になります。
スハフ12から改番の12-101。熊谷方の緩急車。
ゴールドの帯や各種表記もさすがマイクロ。綺麗に再現されております。
車体中央の綺麗な印刷のサボも2021年以後の仕様です。
2号車。白いトイレ窓の下に青の新ロゴマーク。
トイレタンク部にも色差しがありいい感じ。
最後尾の1号車(12-102)はダミーカプラーが装着されています。こちらが最後尾の場合は三峰口から熊谷に向かう上り列車運用となります。
今回のこの製品、実車の雰囲気もしっかり再現されていましてしっかりパレオエクスプレスしてます。
表題に「入線したものの…」としたのは、今回同時に予約していました秩父鉄道のデキ201(黒)は今月発送されず、4月予定のままでして、ウチには秩父鉄道の機関車はC58363も含めて在籍なしですので牽く機関車が無いという事態が!
デキが無いので牽引デキない!
と、しょうもない事を言っていても仕方ありませんのでなんとなく近いウチの鉄コレの東武ED5080に今回は代役をお願いしました。
雰囲気は似てる(笑)
C58363が検査などで走らない場合に秩父鉄道のデキが牽く「ELパレオエクスプレス」を再現。
ELパレオもなかなか味があり私は好きですよ。
ちなみにパレオエクスプレスのパレオとは秩父地方で発掘された化石の約1500万年前に生息していた「パレオパラドキシア」からとられた名前です。
名前を聞くになかなかカッコいい恐竜を思い浮かべがちになりますが…
カバさんみたいな癒やし系な生き物でした!
秩父駅にて12系。逆光気味で色が微妙に違って見えます。
三峰口駅でのELパレオ。2023-01
室内はリニューアルされていますが12系当時のシート形状で雰囲気はそのままです。
東京からも日帰りでお出かけ出来る秩父鉄道。
SLパレオエクスプレスはたっぷりゆったりと秩父路を楽しめますからおすすめです。
爆音の汽笛は鳥肌ものです。
12系客車なので窓も開けられるのがさらに良いです。
模型の話から実車の話になりましたが、パレオエクスプレスまだ体験されてない方は是非、秩父に遊びに行かれてはいかがでしょうか。
(SLパレオ、2025年は4/19〜12/7の土日祝を中心に89日間運行予定です。詳しくは秩父鉄道HPを要チェック!)