さて、前回の続きとなりますが、小川駅で鉾田行きのバスに乗り、終点の鉾田駅へ向かいます。
鉄道は無くなりましたが、バスの行先表示に、駅と残っているのは良いものです。
折り返しのバスが20分後なので、ささっと見て回ります。
かつては、左の車と、右端の給油施設の間のあたりに、駅舎がありました。
ということで、2010年3月15日にアップした、廃止翌日の駅舎の姿です。
駅の反対側からです。
ホーム跡を一回りしてみます。
石岡方から、車止め方面を見ます。
なんか殺風景な景色です。
石岡駅方面を見ます。
画像ほぼ中央に本線があり、左右に側線が1本ずつ分岐していました。
廃止直後ですが、こんな感じでした。
ホーム突端の先には、出発信号機の基台(赤枠で囲ったところ)が残っていました。
過去の画像で、左端のホーム突端にあるのが出発信号機です。
前の画像の左側のホームですが、比較するとホームが沈下してますが、2011年3月11日の震災の影響です。
こちらのホームは比較的軽度の沈下です。
一方で、こちらは、駅舎側のホームですが、こちらの方が被害が甚大です。
ホーム全体ですが、沈下もそうですが、ホーム全体も波打ってます。
ちなみに震災前の画像です。
そういえば、コンベックスを持ってきてなかったので、どのくらい沈下しているか、目安として、リュックを置いてみました。
あとで、リュックの寸法を測ってみると450mmだったので、およそ500mmくらい沈み込んでいます。
こうなってくると、廃線跡というよりは、震災遺構になるのかなぁ~。
鉾田駅バス停です。
以前は、鉾田駅の駅舎内にあった、蕎麦屋さんとたい焼き屋さんが、待合室を兼ねて販売していましたが、震災で被災したのか、それ以降待合室は撤去され、お店も無くなりました。
ここのたい焼きは美味しかったんですけどねぇ・・・。
んじゃ、石岡駅行きのバスに乗って、移動します。