こんにちは！
本日は2/15ということで、日付ネタで215系の日ですね。213系の日はスルーしてしまいましたが、215系に関する記事を書いていきたいと思います。
215系は1992～1993年に製造されたダブルデッカーの車両です。オール2階建ての電車で異色な車両として、1992年～2021年に渡りおよそ30年間活躍をつづけた後に、湘南ライナーの廃止とともに引退しました。215系は10両×4編成の40両のみの製造に留まりましたが、設計当初は付属編成（5両編成）の製造計画もあったというのは、結構有名な話ですね。将来的な付属編成との連結を見越して、215系には電連が設置されていたなど、かなり具体的な計画であったようです。結果的に付属編成は製造されずに終わりましたが、仮に製造されていたならば、果たしてどんな使われ方をしていたのか、今回はIFの世界線を妄想してみたいなと思います。
まず東海道線系統のメイン運用ですね。おそらく付属編成は、快速アクティーの増結用に計画されていたのではないかな？と思います。215系はデビュー当初から湘南ライナーに使われていましたが、2001年までは日中の快速アクティーにも使用されていました。結果的に2ドアであることにより乗降に時間がかかることが理由でこの運用からは外されてしまいましたが、215系は通常運用にも就かせることも前提とした設計であり、実際にそのように使われていました。個人的に付属編成は、このアクティーの増結用として製造されていたのではないかな？と思いますね。この送り込みとして朝夕の湘南ライナーでも旅客線経由の便に15両運用は存在し得たかもしれません。ただし、ライナー用ホームが15両に対応していないことを考えると、215系15両の湘南ライナーは僅かな本数に収まっていたのではないかな？と思いますね。また、新宿→横須賀間の運用に就いていたこともありましたので、15両編成の215系は湘南新宿ラインでも使われていた可能性もあるのではないかな？と思います。
2001年に快速アクティーを撤退するわけですが、この結論は付属編成が誕生していようがいまいが変わらなかったのではないか？と妄想するとして、それでは付属編成は快速アクティー撤退後、どんな使われ方をするのか？と妄想してみたいと思います。おそらく快速アクティー撤退と同時に波動用車両に転用していたのではないかな？と妄想してみます。東大宮か豊田あたりに転属して、各地の波動用車両として使われたのではないでしょうか？2000年代前半は波動用車両として165系や167系などが多数残っていた時代です。こちらの置換に183系や189系などと共に使われ、波動用車両としての活躍していたのではないかな？と思いますね。2000年代は各種ホリデー快速が多数走っていました。215系は基本編成も2020年まで「ホリデー快速ビューやまなし」に使われていましたし、2000年代は「ホリデー快速ビュー湘南・鎌倉」にも使われていました。こういったことを考えると、付属編成は同じ中央線系統のホリデー快速である「ホリデー快速河口湖」あたりに使われていたのではないかな？なんて妄想します。215系がムーンライト号に使われる可能性はどうでしょうね。さすがにボックスだときついのかな…というような気はしますが、165系時代の夜行はボックスですからね。また、ムーンライト信州でも良かったのかもしれません。さすがに苦行ですかね（笑）ただ、波動用化と同時にリクライニング改造でもされるならば、十分あり得るのではないかな？と思います。
そしてホリデー快速が終焉を迎えた2010年代後半以降はどうなるでしょうね。結果的に2020年代の波動用車両は185系や651系の老朽化により不足する事態になりました。同じような足回りの651系を多少無理やりにでも引退させたことを考えると、215系はホリデー快速の終焉と共に廃車になった可能性もあるでしょうが、短編成波動用車両として残された可能性も無くはないのかな？と思います。なんといってもステンレス製ですからね。車体の腐敗には強いはずです。もしかしたら、付属編成は現在も健在で、651系置換に使われたE257系5500番台の穴埋め用として、波動用車両に使われていたのかもしれないな…なんて思いますね。ただ、215系を特急に使うことはないでしょうから、特急化の波に流され結局の所快速系の終焉とともに廃車になっていたのかもしれないな…とも思います。
こんな所でしょうか。付属編成用車両が誕生していたら…と思うと色々と妄想がはかどりますね（笑）付属編成だけのホリデー快速とか、見てみたいななんて思います。仮に計画通り製造されていたらどうなっていたのでしょうね。
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