JR西日本岡山地区で活躍し、2月1日に営業運転を終えた115系300番台湘南色の2編成。下関総合車両所では8日の撮影会の後、D-27編成から内装解体が始まっています。9日に回送された12系客車も留置された現地の様子を14日に見てみました。

 

 

下関総合車両所沿いの道路から見た12系(左)と115系300番台D-26編成。この部分だけを切り取ると国鉄色同士が並ぶ懐かしい雰囲気です

 

 

 

115系湘南色は先にD-27編成が廃車線に入っていて、クモハ115ー324にはこの日、作業中を示す赤い旗が差されていました。クハ115ー410は既に窓ガラスの撤去が進み、モハ114ー360もドアが開き、内装作業が行われているようです。

 

もう1本のD-26編成も冷房装置が部分的に外されていて、D-27編成に続いて内装作業に入りそうな雰囲気です。

 

 

下関総合車両所北側の陸橋から見た留置線。左から12系、115系D-26編成、35系4000番台、115系D-27編成。この位置からは分かりづらいのですが、右端奥のクハ115ー410から内装作業が進んでいます

 

 

D-27編成のモハ114ー360(奥)はドアが開き、内装作業が行われているようです

 

 

 

一方、網干総合車両所宮原支所から回送されてきた12系3両は、この日はスハフ12 129とオハ12 345の2両が留置されていました。姿が見えなかったオハ12 341は別の場所に入っているようです。この他、7日に回送されてきたSLやまぐち号の客車35系4000番台は、2両が見られました。

 

 

12系はスハフ12 129(右)とオハ12 345の2両が見える位置に入っています

 

 

 

2月1日に花道を飾った115系300番台のD-26、D-27編成。役割を十分果たしての引退とはいえ、湘南色を見ると濃黄色の車両以上に寂しさが募ります。


一方、12系は譲渡されるとの話が聞こえていて、こちらは今後の動きが注目されます。

 

 

下関総合車両所に回送直後の115系湘南色の2編成。最後まで一緒でした…

 

 

 

 

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