今日はKATOの小田急ロマンスカー、NSE3100系です。室内灯入れやチラつき防止策に凝りまくった車両ですが、それゆえに天井が落ちていたり、車内の光方にムラがあったり..😅、気になったので補修をやりました。走行動画も出て来ます。

 

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Blogでは久々登場の小田急ロマンスカーNSE 3100系です。KATO 10-1181 レジェンドコレクションですが、DCC化から自作室内灯入れ、連接車故のチラつき防止策など凝りまくった車両です。

 

先ず先頭の11号車、展望席にまでテープLEDの光を届ける工夫をしています。純正室内灯に付いている導光板なども見えません。が、運転席の下辺り、天井板が落ちている😲..

 

両面テープで貼っていた白色プラ天井板が剥がれていました😅。展望席にまで天井板を入れる工夫をしましたが、そこから伸びる矢印がお辞儀をするような(写真は裏返しているので上向きの)力がかかるんです。このため天井板が剥がれ易い

 

両面テープを新しいのに貼り直して補修しましたが、この先も続くようなら何か考えなければなりません。もう片方の先頭;1号車は問題ありませんでした😁。

 

補修完了、室内がスッキリ見えるようになったと思います。

 

その隣の10号車は室内の光り方にムラが見られる~奥がやたら明るいのも気になりました。接触も悪く走行中に消灯してしまうこともありました。

 

NSE3100系は中間連結部が全て連接台車の11連です。なのでモーター車を除き1両1台車構成、写真では矢印のように台車右の車両集電を担う構造で、互いの車両を導通させる機能はありませんでした。いくらサスペンション機構構造とは言え、通常1両2台車の所1台車では集電が厳しい、2軸貨車のようなものです😅。近鉄ビスタカー10100系のように連接部に導通機能があると良かったんだけどな~。

 

なので集電安定策を色々講じています。中間車6両には室内灯用のブリッジダイオード、抵抗と共にコンデンサーを7個連結した”スティックコンデンサー作戦”を実施、今はビシバシと付けているチップコンデンサーですが、NSE整備時にはまだ47μFがあるのを知らず、10μFを7個でした。最初にスティックコンデンサーを付けたのは2軸の車掌車ヨ5000でしたが、電車タイプに付けたのはNSEが初でした。

 

 

先頭車と2両目は、2両目側から伸ばしたケーブルの先、燐青銅板を1両目床下に挿し込む”2両1組作戦”、先頭車にコンデンサーを入れるスペースが無かったからです。2両目用のブリッジダイオードと抵抗を連接幌の中に隠しているのは同じです。

 

テープLEDへの給電は幌パーツから上方向に突き出したリード線が天井裏に付けた燐青銅板に接触して供給する構造、点接触なのでやや不安定です😅。特に問題の10号車は燐青銅板が小さかったので

 

左端;大型に付け直しました。光量調整は矢印の抵抗を2kΩから4.7kΩへ換装しています。2.5cm×2に右側、LEDチップ2個分を残した半端長を付けているので光量調整が必要、先日の20系客車では半端長を避けるようにしましたが、小田急NSEは短い車体なので半端長が必須でした😅。コンデンサーを付けた時に増設部だけ消灯がゆっくりなのは20系と一緒ですが、チラつき防止効果は感じられるので実用上問題無いのかも知れません😁。なお、これまで左に付けていた半端長部分を右に移設したのはチップ抵抗とLEDの接続部が同じ場所ハンダ付けがやり難かったから~作業性の問題です。

 

こうして10号車の室内灯光ムラは解消しました。今回はこれだけ、車輪も綺麗で掃除する必要は無かったですし、他9両は特に問題ありませんでした。

 

走行動画です。製品そのままでは室内灯がチラつきまくっていましたが、色々策を講じたことでほぼ問題無く走行します。今回DCC自動運転にも対応、最後の方は駅停車のため自動減速がかかっています。

 

色々難しい部分はありますが楽しい車両、今は聞けない連接のジョイント音がイイ感じです😁。小田急では次世代ロマンスカーを開発すると発表されたようですが、連接は無いだろうな~。どんな車両が出て来るか?楽しみではあります。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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