山科駅 ~疎水と歴史が息づく洛東の駅~
2011年8月20日押印
山科駅は1921年(大正10年)8月1日に開業した東海道本線の駅です。
東海道本線の馬場駅(現膳所駅)-京都駅間の新ルート開通に伴って開業した駅ですが、新ルート切替え前の旧線上にも初代山科駅が1879年(明治12年)に設置されていました。
1974年(昭和49年)7月20日の湖西線開通により東海道本線と湖西線の2線が乗り入れる駅となり、現在はJR西日本の駅となっています。
駅スタンプには琵琶湖の湖水を大津から京都へ流すために明治時代に作られた琵琶湖疎水が描かれています。
琵琶湖疎水は、現在は国の史跡であり日本遺産にも指定されています。
山科エリアの琵琶湖疎水は山科疎水と呼ばれており、桜の名所にもなっています。駅スタンプの中の疎水の両側に描かれているのも桜の木でしょうか。
山科駅では2029年を目処に駅の改良工事を実施し、特急「はるか」を京都駅から山科駅始発着に変更する計画が進んでいます。
これは京都駅の混雑解消を目的にしたものですが、山科駅には京都市営地下鉄東西線や京阪電鉄京津線の駅も近接しており、ますます交通の要所としての重要性が増していくのではないかと思います。
にほんブログ村ランキングに参加しています。
よろしかったらクリックをお願いします。