廃材で定期的に入手出来る一斗缶、鉄製でけっこう頑丈。これを使ってDIYで、燻製を作るスモーカーが出来たらな…と考えていました。
ただ、1缶だけだと食材の取り出しや加熱燻煙中の調整とかが難しいぞ…と、大廻の旅の道中で閃いたのが、「あ、2缶使えばいいんじゃない?」と。
上側になる一斗缶、グラインダーで上側を厚さ1㎝くらいで切り落とし…
下側のパーツの底は、山型の切り込みを入れて内側に倒して立ち上げ。
下側のパーツ、上方になる角部4隅にグラインダーで切り込みを入れ、すぼめられるようにしました。
左 上パーツ。右 下パーツ。
試作なので切断面のバリとりはしてないので鋭利な箇所が残っています。
下側パーツに上側パーツを被せ完成。
ジョイントになる4隅部分に切れ込みを入れてスリットになるようにして、軽い力でスムーズに上パーツを外せるようにしたのが、今回のDIYのキモ。
こんな簡単なことがなかなか閃かないのがなんとも不甲斐なし…誰でも考えそうなコロンブスの卵です。
さっそく試運転。手っ取り早く、市販の真空パックされたペッパーチキンを買ってきてビニール袋から出しただけのものを燻製化します。
それをロストルに載せ…
七輪の上に試作スモーカーを載せ燻製作り。
メーカー市販の金属製スモーカーなんて買ったら平気で¥6,000くらい剥奪されるので、製作費¥0でこれが成功すれば大殊勲で2階級特進?です。
七輪の中には陶器にスモークチップを入れて、七輪内で加熱してほどよく香ぐわしい煙をスモーカー内に充満させます。
2時間ほど温燻したら、表面についていた汁気も飛んで、燻されて燻製らしくなりました。成功です。
食べやすい薄さにカットして、勝利の栄光を君に!
燻製って保存食なのに夜更けにテーブルに置いたままにしていたら明くる朝には平らげられていました ヲヨヨ…