当ブログで新たなテーマ「鉄道掲示基準規程と国鉄書体」を作りました。
「鉄道掲示基準規程」とは、簡単に言うと、日本国有鉄道(以下「国鉄」という。)が、旅客案内表示や列車愛称板などのガイドライン的な決め事を定めた規定集です。いわゆる「国鉄書体」と呼ばれる「すみ丸角ゴシック体」もこの規程に定められていました。なお、この規程集は国鉄の内部資料であるため、一般には販売されていません。
私が、「鉄道掲示基準規程」の存在を知り、「国鉄書体」や「列車愛称板」などに興味を持つきっかけとなった文献が、鉄道ファン1972年11月号(通巻139号)に掲載された青嶋勇氏の「サボの話①」です。
「サボの話②」へ続く。