吉原駅の次の富士駅から身延線に乗り換えた。
富士山を右側にして発車したのに、途中で左側に見える区間があった。
そこをすぎると、列車は富士川に沿って進んでいった。
山梨県に入り、山を越えて甲府盆地にやってきた。
そして、常永駅で下車。住所は中巨摩郡昭和町となっている。
初めて降りる駅となる。
この駅が最寄となる「イオンモール甲府昭和」にある映画館で映画が「上映」される。
近畿以外の地域では、原則としてシネコンには行かないことにしているが、甲府市内にある映画館(ミニシアターっぽい)が現在休館となっていたので、ここにやってきた。
山梨県内の映画館は参考にしているサイトによると、甲府市内のその映画館と今から行くところの2か所だけとなっている。
なので、現在営業している映画館は1館だけだ。
駅から数分歩くと、目指すイオンモールが姿を現した。
「TOHOシネマズ甲府」に到着。
次の上映まで時間があったので、フードコートでラーメンを食べた。
シネコンなので、「ドクターX」とか「グランメゾン・パリ」なんかにあたると予想していたが、
「RM:Right People,Wrong Place」という作品だった。
「BTSの完全無欠なリーダー"RM"の嘘のない、正直なドキュメンタリー映画」と紹介されている。
映画の内容はRMがいろいろと語っていくということになっていた。
BTSという名前は知っていたが、リーダーがRMということは知らないし、歌も聞いたこともない。
何も知らないので、まったく興味がない。
しかも始まった直後から眠ったり起きたりを繰り返していたので、なんのこっちゃさっぱりわからない作品だった。
さすがの小生も途中で退出したくなったが、この前の夏に観た史上最低の「ナルコシャーク」という映画でも最後まで観たので、ここでも最後まで映画館にはいた。
「これを観たら、あなたはきっとRM、BTSの進化と可能性
そして今後に待つ眩しい未来を、確信するだろう」
と、持って帰って来たチラシではしめくくっているけれど、残念ながらそうはならなかった。
映画館を出て駅に戻る途中で撮った、富士山と「ふじかわ10号」。
常永駅は改札口から富士山が見える駅だった。
甲府駅に到着した。