東武東上線では30000系が10両編成15本運用されています。後期に製造された車両は製造から20数年ほどですが、初期に製造された車両は2026年以降、順次経年30年を迎えます。
津覇車両工業では今年度、10030型2両編成のリニューアル工事が実施されていて、2月7日の11252Fを以て予定されていた分の改造施工が完了しました。一方、東上線を走る9000系に関しては間接的に代替方針が示されており、今後東上線の旧型車両の置き換えが見込まれる状況です。
30000系にはリニューアル工事を行うのか、それとも後々新型車両への置き換えを行うのかどちらになるでしょうか?
コメント
リニューアルはいずれ行われるでしょうが機器更新はせず、内装リニューアルのみにとどまるでしょう。
東京メトロで言うところの「C修繕」や10000系列で実施している「屋根修繕」は行うと思いますが、東武のことなのでこのまま使い倒し、そのうち新車で置き換えると思います。
10連半固定のまま更新するにせよ、再分割して寄居ローカル、浅草口に転用するにせよここ2年ほどは手を出さないと考えられます。
理由としましては現在東上線には予備車両がほぼない状態であり、30000系を工場送りにする余裕がないこと、また5直新車に置き換えられる9000系のうち検査期限が残ってるものを繋ぎで東上地上に回すにも、玉突き対象は一応バリアフリー設備が整っている30000系ではなく、老朽化が激しくMG使用の10000系ガチャマンの方になると予想されるからです。
津覇車両に与える仕事も屋根更新がまだ残ってますし
9000系や10000系などがまだまだ残っていることを考えると、30000系の置き換えはまだ先の話だと思います。
今後も東上線での継続使用が妥当だと判断されればリニューアル工事などが計画される可能性はあると思います。
仮に東上線の新車に置き換えられたとしても、中間の元先頭車を復活させて4両と6両に分割し他の路線で活用する可能性も考えられるでしょう。
いずれにしても30000系が廃車になるのはまだ先の話だと思います。
東上線ワンマン8000系は10年後も残ってくれるのでしょうか?
9000系置き換えがあくまで相互直通系統における現状唯一の非VVVF車である点、加えて副都心線開業時すなわち15年以上前に既にリニューアル済みである点を踏まえれば、同系列の動きが例外的でありそういった特異な事情のない30000系については順当にリニューアル工事を施工されて継続使用になるのではないでしょうか。
次のリニューアル工事は60000系の80000系仕様への内装統一工事のようです。
30000系は東上継続利用にせよ浅草口&寄居口転用にせよ上でも言われているように
90000系(仮)が来て運用に余裕が出ない限り手を出すことができないでしょうから
速くても2028年度以降になると思われます。
それにしても東武も更新対象が多すぎる。確定の分除いても
①東上線10000系.10030系未修繕車10連計8本
②本線10050系未修繕車6連11本4連5本
③東上線8000系ワンマン4連11本
④本線800.850系3連10本
⑤特急100系.200系6連各6本ずつ計12本
これに更に修繕車の足回りの問題もありますし