会津の雪は一段落したようだが積雪は例年の3倍ほどという。大変なことになった。ビジターにとっては憧れであってもそこで暮らすとなれば大ごとである。
冬の只見線を何度も訪ねたことがある。ただ、求めるのは雪晴れだったりちらちらと降る風景だ。会津らしい吹雪の風景を写してみたいと思ったところでホワイトアウトしてしまえばその特徴を出せない。
自分も行ってみたら吹雪に見舞われたというだけでそれを目的とした訳ではない。
写真は只見線。雪がひどくて「奥」に行けずに盆地に留まるしかなかったことがあった。坂下を出て七折坂に向かう下り列車を写したもの。予想に反して定時でやってきた。山に向かっていく列車に力強さを感じたものだった。今は無理をしない時代なので事業者も運休にするだろう。
大雪になればすぐに融けることは期待できない。これだけ積もれば今年は会津の春も例年よりは遅いだろう。桜も遅れるだろうか。

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