今日はKATO 20系客車の続きです。本来切断できない部分を切断して半端増設したLEDがコンデンサーを付けると怪現象?を起こす話と、カヤ21の室内灯対応などです。走行動画や鉄道博物館の実車写真など出て来ます。
いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。
殆どの自作室内灯が60→120LED/mへ換装になった20系客車;KATO 10-366他単品、Assyで構成されます。写真のナハネフ23 13など
車端部=車掌室まで光が行き渡るよう60LED/m 10cmに増設1チップ、本来切れないところで切って長さを合わせ、チップ抵抗をハンダ付けして光量を合わせていました。しかし、前回↓ちょっと書いていた通りチラつき防止のコンデンサーを付けた途端おかしなことが起こります。
カヤ21 10(カニ21からの改番車)は中央部にブリッジダイオードや集電部があるものの、テープLEDは上と同じ構成、右に半端増設1チップがありました。動画はチラつき防止のコンデンサー(47μF×2)を設置し、DCC電源をOn/Offしたものです。Offにした時に半端増設の1個だけ点灯し続け、他はさっさと消灯しちゃう という怪現象が起こりました😲。
光量調整のチップ抵抗を9.4kΩ(472 4.7kΩ×2)から20kΩ(103 10kΩ×2)にしてみましたが、点灯時に半端チップの光量が他より落ちるのに、消灯した時にこの1個だけが点灯し続けるのは一緒でした😲。半端LEDに電流が流れ難いようにしたのに何でだろう?。解決策を思いつかなかったので上述ナハネフ23、ナハネフ22、ナロネ21計5両には120LED/m 12.5cmを無理矢理押し込むという手を使い、半端増設LEDを放棄しました。
カヤ21 10もナハネフ22と同じ車長ですから同じ様にも施工できたんですが、こちらは窓が少ないので
半端増設LEDは撤去して10cmを途中でカットし、青いケーブル3本で繋ぎました。窓が無い部分の照明を”間引いた”形です。ケーブルが間に挟まりますが、回路自体は変えてないのが半端増設とは異なる所です。テープLEDは通常5cm(60LED/m)又は2.5cm(120LED/m)単位で切断できますが、鉄道模型は形式により車長が様々なので苦労します😅。
こうして全13両の室内灯更新、コンデンサー取付、車輪掃除を終えました。写真はナハネフ22 18とカヤ21 10の並びです。12.5cmのテープLEDを押し込んだことで車端までしっかり光が回ります。
ナハネフ22の対応前はこんな感じでしたから随分違います。
ナハネフ23は左右に光が回らない分暗く感じます。LEDは中央、車掌室の仕切りがあるためです。あけぼのの赤地、OGAおがのテールサインは自作したものです。20系のテールサインってHゴム~ガラスが付いているので方向幕みたいなのかな~ と思っていたんですが、
いつだか友人と話題になって..方向幕ではなくアクリル板?を挿し込む構造だったんだそうです。写真は鉄道博物館へ行った時に撮影したもの、ナハネフ22には確かに蝶番があって、下から挿し込んだものを押さえているように見えました。
ナハネフ23は車内から装着だったようですが、写真は2枚上の模型と左右反対😅、以下記事で書いたように↓おがOGA、OGAおが 両方見ることが出来たのも手動式なら何となく納得です。通常どちらかに決められていたのを間違えたのか?、最初から適当だったのか?はわかりません😁。
整備を終えて運用に戻ります。引き続きED75 1034牽引ですが、2両増結の13連で運転してみました。黒磯-福島間”あけぼの”のイメージです。
走行動画です。20系時代は..ヘッドマークの掲出は無かったと思います。
板谷峠区間、EF71+ED78重連牽引も似合います。先頭のEF71 2は整備したばかりなんですが、ナンバープレートの右側が妙に凹んでいるのは何だ??😅。
最初のリンク記事に書いたように通常は急行おが運転なんですが、時には増結の赤テールサイン”あけぼの”もイイでしょう。最後まで残った定期20系特急仕業だったと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。