今回は日根野の287系コンプリートです。
6両編成が6本(基本編成)
3両編成が5本(付属編成)
の陣容です。
基本編成には国鉄時代にも無かった「クモロハ」という半室グリーン車の形式が登場しています。
紀勢本線のくろしおをメインで活躍していますが、3両の増結セットは使い勝手がいいのか3両単独で使われることも多いようです。
「らくラクやまと」「まほろば(現在は臨時)」の運用は現在は日根野の287系3両編成固定です。
3両編成は同じく287系を運用する福知山に貸し出されて「こうのとり」で増結されることもあるようです。
日根野への287投入は福知山に遅れること1年後の2012年3月のダイヤ改正となっています。
287系の登場により多くの381系が置き換えられました。
HC601編成 くろしお
紀勢本線和歌山駅
和歌山は白浜アドベンチャーワールドとのコラボでパンタくろしおとなりました。アドベンチャーワールドは日本でパンダ飼育数ナンバーワンです。
2025年2月1日
側面にはパンダやら動物のラッピングがてんこ盛りです。
HC602編成 くろしお
紀勢本線和歌山駅
こちらはノーマルのくろしお塗装でアイボリーの車体にブルーのラインが入っています。ちなみに福知山車は赤ラインです。
2024年2月23日
HC603編成 くろしお
阪和線鳳駅
昔は鳳駅に停まるくろしおもありましたが現在は全て通過します。もう停めても乗らないけどね、自由席が無いから。
よく見たらノーマル塗装は6本の内2本しかないということに。
2024年11月4日
HC604編成 くろしお
阪和線津久野駅
こちらもパンダくろしおですが前面に子パンダが描かれています。パンダくろしおは381系時代から引き継がれています。
2023年7月3日
HC605 くろしお
紀勢本線和歌山駅
ライトが点灯すると目つきの悪いパンダに見えてしまいます。ちょっと怖くないですか?
2021年8月6日
HC606編成 くろしお
阪和線鳳駅
串本に出来た日本初の民間ロケット発射基地から打ち上げるロケット「カイロス」とのコラボでヘッドマークがプリントされています。
2025年2月8日
前面アップ、側面にもマークがプリントされています。
HC631 まほろば
大和路線久宝寺駅
現在は休日のみ1往復運行の大阪発奈良行きの特急まほろばは287系の独断場です。平日は朝夜の「らくラクやまと」があります。
2024年10月26日
HC632編成 まほろば
大和路線河内堅上駅
まほろばは定期運行化と専用車両での運行が発表されています。もうすぐ287系のまほろばは見れなくなるかもです。その前に201系とすれ違いも思い出のシーンになるかも。
2024年7月21日
HC633編成 まほろば
大和路線王寺駅
まほろばのキャパ的には3両が丁度いいぐらいなのかも知れませんね。それでも結構席は埋まってたりします。
2024年7月28日
HC634編成 まほろば
東海道線新大阪駅
現在のところは朝に大阪を出発して夕方に大阪に戻ってくるパターンです。休日のみですが明るいうちなので撮影難易度は高くないかと思います。
2024年10月12日
HC635 まほろば
大和路線奈良駅
まほろばの287系が見れなくなるかと思いきや、奈良線の臨時特急「いにしへ」が京都~奈良間で運転されることになりました。
奈良に到着したらとっとと車庫に引き上げ、夕方の帰り便まで休憩です。
2024年12月15日
ここへきて短編成(3両)の特急型車両が重宝されているように思います。
増結だけでなく単独列車としての使用もありますし。
289系や683系もそうですね。
しかし、京都~奈良の特急「いにしへ」で特急料金(指定席込)1,290円出しますか?
自分的には「みやこ路快速」で充分なんですけど。
多分国内の人は乗らないのでインバウンド客にどう訴求できるかがポイントかと思われます。
最近は奈良線の混雑も酷いですから快適に行くなら特急は必要かと思います。
ちなみに京都~奈良を近鉄の「あをによし」を使った場合は、特急料金520円+特別車両料金210円の730円です。
287系の特急も内装も悪くはないですが、あをによしの方が安くて内装も豪華なんでとなれば。
ノーマル装備の287系なら勝負は見えているかと思います(だから臨時で様子見なのかも知れませんが)