銚子駅からは7時19分発の千葉行きに乗り、旭駅を目指します。銚子といえば、言わずと知れた日本屈指のミニ私鉄銚子電鉄が走っており、私の持つサンキューちばフリーパスでももちろん乗車可能ですが、今回は房総一周を優先させることにし、泣く泣く割愛。まぁ一度全線完乗済みではあるんでね、いずれ全駅下車シリーズのときにでも来るとしましょう。『シリーズ』なんて謳ってながら、まだ数回しかやってないのが自分でも気になってはいたので、次は銚子電鉄は難しいとしても、身近な岳南鉄道や遠州鉄道、伊豆箱根鉄道の全駅下車をやってみようかなと思っています。って今のところは思ってるだけで、実際やるかはわからないですけどw
ちなみに今回は総武本線経由。千葉行きに関しては、行きに乗った成田線経由と2つのルートがあるので、乗り間違えたらシャレになりませんね。
乗車時間は短いですが、BOX席が空いていたのでそちらに陣取り、車窓を楽しむことおよそ20分で旭駅に到着。
漢字1文字で『旭』。この時間の来訪にはピッタリの駅名です。
ここは人口約6万人の旭市の中心駅。朝ラッシュの時間とあって、バスや送迎のクルマが絶え間なくやってきては、重い足取りの通勤通学客を吐き出していきます。フリーきっぷを携えてのんきに駅舎を撮影してる私なんて完全に場違いな気がしてきますが、これから乗るのはさらに場違い感がアップする旭発8時01分の特急しおさい8号東京行き。要は通勤特急です。これに乗り、東金線が分岐する成東駅へ向かいます。
ということで滞在20分で旭駅をあとにし、定刻にやってきたしおさい8号に多くの通勤客とともに乗り込みます。
乗車した2号車はこんな感じで今は空席が多いですが、車掌さんからこの先混み合ってくるとのアナウンス。とはいえ私の降りる成東駅まででは特に混雑することもなく、2席を悠々使って過ごします。その成東駅まではたった25分。快適なこの環境を手放すのが惜しくなるほどの心地良さに後ろ髪惹かれる思いで、8時26分到着の成東駅で下車します。
そして次に乗り継ぐのはこちら。
8時28分発の東金線経由の千葉行きで、これに乗り外房線と接続する大網駅へ向かいます。乗り換え時間は2分しかないものの、一応は対面乗り換えなのでそれほど苦はなかったですが、なんとも慌ただしい乗り換えに、自分でも何をしているのかよくわからなくなってしまいますねw まぁこんな事しょっちゅうで、今さら何言ってんのって感じですけど・・・
東金線は途中駅も3つしかない全長13.8㎞の短い路線。そんな東金線をわずか17分で乗り通し、8時45分到着の大網駅で下車します。
先述のようにここは外房線との分岐駅で、過去に乗り換えのため何度か利用したことはありますが、改札を出たのは今日が初めて。ということで、無事訪問駅認定です。
大網駅はアルファベットの『Y』のような配線になっている独特な構造で、東金線方を臨むと私がここまで乗ってきた列車がまだ停車していました。
簡単に撮影を終えた後は構内へ戻り、いよいよ今日の本題となる房総半島一周のスタート。
その第一走者は大網発8時58分の上総一ノ宮行きで、ベンチに佇み列車到着を待つことにします。