2025年2月中の2日間だけでは惜しく、春休み・夏休み期間も企画を
昨日の拙「小湊鐵道開業100周年記念事業として『一駅でも多く途中下車』企画はどうか?」の関連編です。
2025年1月29日付けで「『小湊鐵道とJR久留里線をつなぐツアー連絡バス』企画実施のお知らせ」のプレスリリースがありました。
小湊鉄道が、養老渓谷駅と久留里線の上総亀山駅を結ぶ連絡バスツアーを企画したもので、運行日は2月8日(土)・22日(土)の2回ですが好評の場合、3月以降の運行も検討予定とのことです。
プレスリリースの中で「久留里線のご乗車を予定されているお客様に、ぜひ小湊鉄道も含めて房総半島の旅をお楽しみいただければ幸いです」との記載に、小湊鉄道の思いが伝わってきます。
廃止の決まった久留里線の久留里-上総亀山に乗車する人が今後増えると思われることから、木更津-上総亀山の久留里線往復もいいが、往復いずれかの片道を小湊鉄道への乗車としていただきたい想いが感じられます。
小湊鉄道1日フリー乗車券と、養老渓谷-上総亀山のツアーバスまたはツアータクシー(参加人員により車種が変わる)をセットにしたツアーで、旅行代金は4,800円です。
JR久留里線の乗車券は別払いとなります。
◆Aコース
13:00~13:10に養老渓谷駅改札前集合。
養老渓谷駅13:20発→上総亀山駅13:50頃到着後、解散。
【コースの組み方の一例】
内房線接続で五井へ→小湊鉄道五井駅→五井11:17発→小湊鉄道→上総中野12:44着、12:58発→養老渓谷駅13:08着→13:10養老渓谷駅改札前で受付→養老渓谷駅13:20発→ツアーバス→上総亀山駅13:50頃→ツアー終了→上総亀山14:27発→久留里線→木更津15:36着→内房線接続
※ 小湊鉄道全線乗車も目的のため、五井11:17発上総中野行きで終点まで行ってから、同車両で一駅戻り、養老渓谷駅で下車し、すぐに受付に向かいます。
◆Bコース
【コースの組み方の一例】
内房線接続で木更津へ→木更津13:01発→久留里線→上総亀山14:11着→上総亀山駅前で受付→ツアーバス→養老渓谷駅15:10頃着→ツアー終了→養老渓谷駅15:55発→小湊鉄道→上総中野16:05着、16:22発→五井17:39着→内房線接続
※ Aコース同様、小湊鉄道全線乗車も目的のため、養老渓谷駅から上総中野行きで終点まで行ってから、同車両で再び養老渓谷駅を経由し、五井間で小湊鉄道に全線乗車します。
養老渓谷と亀山湖付近の周遊観光を兼ねる場合のA・Bコースの比較
Aコースでは、五井7:10発→養老渓谷8:20着列車で、養老渓谷を周遊し、13:20発のツアーバスに乗車します。
ツアーバスで上総亀山到着後は、亀山湖を周遊し、上総亀山17:15発→木更津18:28着です。
Bコースでは、木更津7:25発→上総亀山8:33着後、亀山湖を周遊、14:40発のツアーバスで養老渓谷駅15:10着後、養老渓谷を周遊し、養老渓谷駅17:42発→五井18:47着、または養老渓谷18:55発→五井20:00着です。
Bコースでは、亀山湖周遊の時間が長いこと、養老渓谷が駅から離れていること、渓谷周遊が夕方の時間に差し掛かることから、Aコースの方が時間的に余裕があると思われます。
今回の養老渓谷駅-上総亀山駅の連絡バスツアーは延べ2日間の実施ですが、好評時の3月以降の運行検討について、小湊鉄道100周年記念も兼ね、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みにも実施を期待したいところです。
企画の公表が1月下旬だったことや、2月中の2日間のみの実施では急すぎて行けなかった人もいるのではないかと思われます。
久留里線久留里-上総亀山の廃止時期はまだ不定ですが、少なくとも2025年の夏休み期間中は運行ならば、今後の廃止は別に置き、小湊鉄道と久留里線全線を同一日に乗車可能なPRを望みたいと思います。
(※ 筆記にあたり、小湊鉄道、2025年1月29日付けプレスリリース「『小湊鐵道とJR久留里線をつなぐツアー連絡バス』企画実施のお知らせ」及びローソンエンターテイメント、エンタメツアー(ローソントラベル)「2/8発 2/22発 出発決定!小湊鐵道とJR久留里線をつなぐツアー連絡バス」を参考にさせていただきました。)

