大宮の鉄道博物館の第6回目は信越本線の難所であった横川~軽井沢を行き来したカマはED40からです。古典的な形態はパッと見、茶色の地味な釜ですが・・。車体中央にデンとある一機の大型パンタとさらに片側は尻切れのような構造も何故?と思うような井出達ですね。
そんな変形?箱型の車体は他に類を見ない仕組みは難所を克服のためアプト式を採用だったからでしょうか?特定地域に特化した構造は技術の塊でもあったのかもしれません。第一線から引退後は他線区や他社にも渡り歩いたようですが、さすがにアプト機構は撤去されたとか、そんなカマをお馴染みの「ふたまたせん」から。
今回は、信越本線・横川~軽井沢間で活躍したED40の10号車です。当初は10020形として登場し、車両形式称号規程改正によりED40形の名称になった。有名なED42の前に活躍していた機関車である。
ラック&ピニオンのアブト式区間専用機関車で構内では車体中央部に1基あるパンタグラフから集電しますが、本線上では第3軌条により集電をします。運転台は横川側の片側にのみ設けられていて、合計14両が製造されました。
※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。