フリーきっぷは券売機で発券することが多いですが、最近では箱根フリーパスや日光MaaSのようにスマートフォンにQRコードを表示させるタイプも増えてきました。
一方、JR東日本ではモバイルSuicaと連携し、使えるフリーきっぷがあります。
JR東日本より
今回購入したのは都区内パスです。
価格は760円、山手線をはじめとした東京23区のJRが乗り放題となります。
神奈川寄りだと蒲田(京浜東北線)や西大井(横須賀線)、埼玉寄りだと赤羽までが範囲となります。
吉祥寺は武蔵野市となり武蔵小杉も神奈川県となってしまうのでエリア外となりますが、もしエリア外で改札を出ると、モバイルSuicaに残高から自動精算してくれる機能がついています。
しかも、エリアの端から精算してくれます。
例えば、東京から吉祥寺へ向かう場合、406円(IC利用)となりますが、自動的に西荻窪からの精算となるので146円(IC利用)に値下がりします。
Suicaだからこそできる技です。
一応、特急料金を支払うことで特急にも乗ることができますが、このエリアでは速達性は低そうです。
また普通列車グリーン車も乗ることができますが、それほど長距離にもならないので乗る機会はないかもしれません。
首都圏の改札機はSuica専用のものが多いので、どこでも通過できるのはありがたいです。
週末パスをよく使うのですが、一般的な磁気券なので通れる改札機を見つけないといけないので、結構大変です。
このきっぷは定期券になっているSuicaでは購入できません。
これは最大にして一番きつい制約です。
私はApple Watchを持っていることからSuicaを2枚持ちしているのですが、普通は1枚しか持っていないと思います。
あとは購入代金はSuicaの残高からではなく、連携するクレジットカードかApple Payからの支払いとなります。
少し裏技的な使い方になるのですが、乗り放題という特徴を活かして、改札から改札への移動も気軽にできます。
上野へ行った際、公園改札から入谷改札へ抜けようと思った際、改札の外からだとぐるっと迂回しなければならない所を改札内を突っ切るという技も可能です。
東京は色々なところに観光地だったり美味しい店があったりするので、このきっぷを活用すれば節約できると思います。