

1925☆☆☆昭和100年記念☆☆☆2025 |
バスと電車の均一運賃が値上げされて初めての平日となる3日、利用者からは困惑の声が聞かれましたと、各報道機関は伝えています。
運転手不足や燃料費高騰を受けた今回の値上げに対して、通勤で利用している人からは「ずっと通勤で使うのでちょっときびしい」「定期で使っているのでどれだけ変わるのかな」との声がありました。
また、通学での利用者は「知りませんでした。ちょっと高くなるなって感じです」とのインタビューに答え。
一般でもそのような声が上がっていますが、子どものいる貧困層や母子家庭の家計には、特に大きなダメージを直撃させています。
と言うのが、ここの部分には誰も触れずにしているようなのですが、宮島線の短距離利用者は、一気に100円の値上げとなっています。
冒頭の写真で、草津・古江・高須・庚午に住んでいる人は、2往復すると1000円(厳密には960円)もかかることとなり、今回の値上げで一番痛みを被ったエリアです。
JR線の初乗りが150円で、JR東日本では3月から160円になると話題になっていますが、それに比べるととんでもない暴利の値上げです。
広電電車は100年の間、広島市民の足であり、 庶民の安心できる乗り物でしたが、宮島線の短距離利用は贅沢品と化してしまったと言うお話しでした。
私も含めて一般的にも、もう気軽に使える乗り物ではなくなりましたが、前述の貧困家庭や母子家庭などの、高校生など通学はかなり家計を圧迫するようです。
私が高校生の頃、宮島線に乗って西広島まで行き、西広島から国鉄(当時)へ乗り換えていましたが•••••••。
ある母子家庭の家では、学校で使う教材の毛糸を、100均で買うのに「3つ買えない」と苦悩しているお母さん方がいたりしています。
そこは工夫や人づてなどで子どものために苦労して入手されるのですが、通学定期券はさすがに工夫と人づてなどで手には入れられません。
企業努力はした•••••••,が、もうムリ。貧乏人は学校へ通うな。行きたいなら歩いて行け ── と、まぁちょっと意地悪な捉え方ではありますが、そう言っているようにも聞こえる気がします。
まぁしょせん、他人ごとですよね。
尚、パスピーを使ったりモビリーディズを使ったりすると、直通運賃は旧料金で乗れたりするのですが、値上げの理由に「運転手不足や燃料費高騰」と言っているので。
運転手不足が値上げの理由となると言うことは、電車の運行本数を削減するために、利用客を減らしたいとの思惑も、そこにあるのかも知れません。
ならば、戦争が終わって燃料費が安定したとしても、値下げは実施されることは無い ── まぁ1度上げたら下げないでしょうね。
弱者に厳しい公共交通機関 ── 誰のための鉄道なのやら•••••••,と、まずは1回、社会風刺的に記事としておいた今日でした。
-安芸もみじ⛩️広島-
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