平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

小湊鐵道開業100周年記念事業として「一駅でも多く途中下車」企画はどうか?

全18駅に「一駅でも多く途中下車」体験企画はいかがでしょうか?

小湊鉄道から、2025年2月7日付けで「小湊鐵道株式会社 鉄道開業100周年記念事業 実施のお知らせ」のプレスリリースがありました。

2025年3月7日から8月31日までの計178日間に記念事業を実施するもので、3月7日に五井駅等での記念式典をはじめ、100周年記念コラボレーション募集、機関区見学、記念ヘッドマーク掲出、運転体験、記念公式グッズ企画、市原歴史博物館及び市原湖畔美術館での企画展などが予定されています。

また、3月8日(土)は「100周年記念1日フリー乗車デー」として、全列車に無料で乗車できます。

 

「1日フリー乗車券」で「一駅でも多く小湊鉄道各駅で途中下車」企画はどうか?

100周年記念事業は8月末までの継続実施事業であり、約半年の期間中、長く盛り上がってほしいところです。

前記の各種企画がありますが、基本は小湊鉄道の列車に乗っていただきたいという思いがあります。

博物館や美術館の見学はしても、小湊鉄道の列車には乗らなかったというのでは寂しいものがあります。

3月8日は「100周年記念1日フリー乗車デー」での無料乗車により、多くの人の乗車が期待されます。

 

3月8日に小湊鉄道の列車が賑わうのはよいのですが、ほかの日は小湊鉄道に乗らないのでは残念です。

今回の記念事業の一環として、「1日フリー乗車券」(大人2,000円)を使用しての、「小湊鉄道 一駅でも多く途中下車」の企画はいかがでしょうか。

小湊鉄道の全18駅を、一日で下車するのは無理ですが、少しでも多くの駅に下車して駅周辺を中心に散策していただきながら、小湊鉄道の路線と駅に親しむ趣旨です。

 

土曜・休日ダイヤでのコース例

小湊鉄道は上総牛久以東での利用者、列車本数が少なくなります。

上総牛久から上総中野の間の途中駅で、いかに効率よく、多くの駅に途中下車し、次の列車が来るまで駅付近を中心に周遊するのはどうでしょうか。

乗り継ぎ列車の例は下記のとおりです。

 

五井6:06発→上総川間6:38着、7:42発→上総鶴舞7:45着、9:41発→上総久保9:45着、11:56発→高滝11:59着、13:19発→里見13:30着、14:46発→飯給14:50着、15:40発→月崎15:45着、17:02発→上総大久保17:07着、18:18発→上総中野18:33着、18:45発→五井20:00着

 

上記は、五井から上総中野方向への一方通行的なコースで、計10駅での乗降です。

そのため、駅によっては2時間以上列車を待つケースもあります。

上下列車を組み合わて、行ったり戻ったりすれば、もっと効率よく回り、途中下車する時間も短くできますが、今回は詳細の列車コースは略させていただきます。

 

上記では全18駅中、10駅下車でしたが、五井-上総牛久を中心に組めば途中下車駅はより多くできます。

ただ、小湊鉄道の厳しい経営状況からして、上総牛久-上総中野の区間に少しでも多くの人が訪れてほしい、乗降してほしいと思います。

いすみ鉄道の柳の下ではありませんが「小湊鉄道の各駅には『特別には何もない』がある」の発想です。

 

小湊鉄道の100周年記念事業の賑わいと列車利用の促進を期待します。

 

(※ 筆記にあたり、小湊鐵道、2025年2月7日付けプレスリリース「小湊鐵道株式会社 鉄道開業100周年記念事業 実施のお知らせ」を参考にさせていただきました。)