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今シーズン最強寒波襲来中です。交通や体調管理など皆様どうぞお気を付けくださいませ。
そしてもう少しするとまたダイヤ改正、という季節。今年もまた引退する車両やなくなる列車などが多数出ることでしょう。
本日は、思い出の車両を今一度蘇らせてみよう、という事で、こちらの車両のBトレインショーティーをご紹介いたします。JR西日本 キハ52形 大糸線色(越美北線色) です。
昭和の気動車顔ど真ん中の出で立ちがたまらなく良いですね。
キハ20系列の2エンジンタイプの車両で、勾配区間に投入することを目的に製造された車両です。
両運転台車という事もあり、かなり使い勝手の良い車両であったと推察されます。
このキハ52形が最も遅くまで運用されていたのが、大糸線です。
大糸線は長野県の松本と新潟県の糸魚川駅を結ぶ路線です。
大糸、という駅も地名も沿線にはありません。
元々、松本-信濃大町間は信濃鉄道という会社の路線があり、その信濃大町から糸魚川を結ぶための路線として建設されたそうです。
大町と糸魚川を結ぶ路線だから、双方の頭文字をとって「大糸線」となったそうです。
南半分が電化されており、電化・非電化の境目となるのが南小谷(みなみおたり)駅です。
JR化後はこの南小谷駅が、JR東日本/西日本の境界線となりました。
運転形態も南小谷駅で別れており、直通する列車は現在では設定されていません。
ハ52は南小谷~糸魚川間の運用に当たっていたJR西日本の車両でした。
この白地に緑のストライプのカラーは本来「越美北線色」と呼ばれていました。
越前花堂~九頭竜湖を結ぶ越美北線に用いられるキハ52がまとった専用塗装でしたが、キハ52が大糸線に転属する際に、そのままの塗装で運用されました。
その姿を再現したBトレとなります。
なんだか185系っぽい色合いですね。
このキハ52形は、最後の3両が2010年まで大糸線で運用が続けられました。
21世紀にはいってもなおこのフォルムの車両が現役だったことは驚愕です。
廃車になった3両のうち1両はいすみ鉄道に引き取られ、現在でも車籍を有しているようです。
3月に特急「あずさ」の南小谷乗り入れがなくなるこのタイミングで、ザ・昭和フォルムの気動車 キハ52形が南小谷にいた晩年の姿を、Bトレから夢想していただければ幸いです。
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