龍門の滝が凍結するのは知っていた。
ただ、早起きしてまで撮りに行こうとは思わなかった。
ダメもとで出かけ、昼過ぎに着いたのだが、何とか間に合った。高地にあるわけではないのだが、日差しが無く低温だったのが幸いした。
滝の上を往く電車、ということで普通は見上げるアングルで撮る。
今までは、そういうアングルで撮ってきた。
キハ40の頃はそれでもよかった。
近づいてくる気配があった。
ところがアキュムは音もなく現れる。
撮りそこないにならないために、あえて俯瞰にした。
写真左側は流量が多いせいか流れている。
写真を撮っているとき、右側の一部のつららが突然落ちて、一筋の滝ができた。
俯瞰では滝のだいご味は伝わらないが、カメラを向けたら通過していた、というリスクは少なくなる。
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