蟹田の展望台で、透ける螺旋階段を上る<日本縦断紀行Classic 23日目-5 蟹田> | ゲイムマンの日本縦断紀行

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を公開中。

 蟹田 ('03.9.23)

 


青函トンネルの竜飛海底駅から、特急スーパー白鳥に乗り、午後3時15分、蟹田駅に到着。

 

 


蟹田は太宰治の『津軽』で、「風の町」と形容されていた場所(らしい)。
蟹田駅の近くに、展望台があるらしい。行ってみよう。
コインロッカーが見当たらなかったので、重い荷物を抱えて歩くことになるが。

 

 

 


漁業の町特有の、磯の香りが漂う。
国道280号を北に上がって、蟹田川という川を渡り、


展望台「トップマスト」へ。
中に入ったとき、龍飛崎の青函トンネル記念館で聞いた『Starry Heavens』が、偶然またかかっていて、驚く。

 

 

 

この展望台、何と入場料が“ただ”!
地上30メートルの展望台へは、らせん階段を上っていく。


そのらせん階段を下から見たところ。
下から見て上が見えるということは、上から見ても下が見えるわけで、上っていく途中、ちょっと怖い。

 

下の売店で預けりゃいいものを、ついつい重い荷物を持ったまま階段を上ってしまった。
しかも上に行くにしたがって、直射日光のせいか暑くなっていく。
いつ終わるともしれない階段。
ようやくたどり着いた階段のてっぺんは、何と、外に通じていた。

 


海から吹く風が気持ちいい。
さすが「風の町」。
北には観瀾山(かんらんざん)公園。

 


東を向くと、対岸の下北半島がはっきり見える。
ただでこの景色が見られて、オトク感あり。

 

 

 

蟹田駅に戻る。
あわよくば、4時2分に来る「きらきらみちのく」号に乗れるかもしれないと思っていたのだが、駅に着いたのは4時15分。間に合わなかった。
おばちゃんたちの津軽弁がこだまする待合室で、しばし休憩。

 


4時30分発の普通列車に乗った。
(ゲーム路銀 \1,050-\480=\570
列車のカラーリングが北海道と違う。
本州に渡ったことを実感する。

※JR東日本のキハ40系は、2021年に運用を終了しました。(びゅうコースター風っこ、リゾートしらかみ、越乃Shu*Kuraを除く)

 

駅をたつと、すぐ車窓左手が海になった。
右側の座席に座って左側を見ると、見える窓すべてに海が広がる。
瀬辺地の手前でいったん海岸線からそれ、山の景色になるが、間もなく再び海。
このあたりは、今まで何度も北斗星で往復していたのだが、夜中に通過していたので、こんな絶景になっているとは知らなかった。

 

その後、左手は家並みの切れ間に海、右は広大な田んぼの風景に変わる。
油川駅から家々が立ち並び、海も田んぼも見えなくなったなあと思ったら、次はもう終点の青森だった。
さまざまな種類の列車が並ぶ車庫を右手に見て、青森到着5時14分。

 

 青森

↑(~瀬辺地(せへじ)~郷沢(ごうさわ)~蓬田(よもぎた)~中沢(なかさわ)~後潟(うしろがた)~左堰(ひだりせき)~奥内(おくない)~津軽宮田~油川(あぶらかわ)~)

 


せっかく青森まで来たのだが、今日中に帰らなければならないため、あまり時間はない。

 

※青森駅は2021年(令和3年)から2024年(令和6年)にかけて建て替えられました。
(東北新幹線が八戸から延伸されたのは2010年(平成22年)ですが、新幹線停車駅は隣の新青森駅だったため、このとき青森駅で大きな建て替えは行なわれていません。)

 

「アスパムから眺めた青森の夜景(青森)」へ続く)

 

外ヶ浜町観光情報 青森観光コンベンション協会(青森市) JR東日本 青森県観光情報サイト

 



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