こんにちは!
本日は2/5ということで、先日の203系に続いて、205系の日関連として205系に関する記事を書いていきたいと思います。
今年は205系にとっては、大きな節目の年です。今年の1/31に205系の量産先行車第一編成が誕生してから40年が経過しました。205系は1985年1月31日に第一編成が落成しましたので、40年も経つのですね。そこで今回は205系が落成してから40年、今年40年を迎える車両の現段階の残存率はどの程度なのか、このことを考えてみたいと思います。実は、205系は多数がインドネシアに譲渡されていることなどもあり、結構な残存率になっています。実際の数値はどんなものなのか、詳しく見ていきたいと思います。
1/31に40歳を迎えたクハ205‐1(大宮保存(訓練)車)
1985年に製造された205系の数
まずは、残存率を図るために1985年に製造された205系の数を確認していきたいと思います。1985年には山手線向けの編成のみが落成し、合計10両×20編成の200両が落成しました。なお、後年に11両化された際に製造された6ドア車はこの年の製造ではなく、6ドア車を10除く両が1985年製です。1985年に製造された数がこのようになっています。
現在の残存率
続いて、現在の残存率をまとめていきたいと思います。20編成しか存在していませんので、かつての山手線時代の編成番号を列挙して、その中で残存している車号を記載し、最終的に何両残っているのかを確認していきたいと思います。
ヤテ1編成:クハ205‐1,モハ205‐1 計2両(現役車ではなく保存車)
ヤテ2編成:クハ204‐2,モハ204,205‐6(富士急行) 計3両
ヤテ3編成:クハ204‐3,モハ204,205‐9,10(富士急行) 計5両(モハ10ユニットは部品取り車)
ヤテ4編成:クハ204‐4,モハ204,205‐12(富士急行) 計3両
ヤテ5編成:クハ204,205‐5,モハ204,205‐13,15(ジャカルタ)、モハ204,205‐14(仙石線) 計8両
ヤテ6編成:クハ204,205‐6(ジャカルタ)、モハ204,205‐17(仙石線) 計4両
ヤテ7編成:全車両(ジャカルタ4両、仙石線6両)計10両
ヤテ8編成:クハ204,205‐8(ジャカルタ)、モハ204,205‐22,サハ205‐16(富士急行)、モハ204,205‐23(南武支線) 計7両
ヤテ9編成:クハ204,205‐9,モハ204,205‐27(ジャカルタ) 計4両
ヤテ10編成:クハ204,205‐10(ジャカルタ)、モハ204,205‐29,サハ205‐19,20(仙石線) 計6両
ヤテ11編成:クハ204‐11,モハ204,205‐33(富士急行) 計3両
ヤテ12編成:クハ204,205‐12,モハ204,205‐36(ジャカルタ) 計4両
ヤテ13編成:クハ204,205‐13,モハ204,205‐39(ジャカルタ)、モハ204,205‐37,サハ205‐26(富士急行)、モハ204,205‐38(大宮改造中)
計9両
ヤテ14編成:クハ204,205‐14,モハ204,205‐42(ジャカルタ)、モハ204,205‐41(大宮改造中) 計6両
ヤテ15編成:クハ204,205‐15,モハ204,205‐43,45,サハ205‐29,30(ジャカルタ) 計8両
ヤテ16編成:クハ204,205‐16,モハ204,205‐48,サハ205‐31,32(ジャカルタ) 計6両
ヤテ17編成:全車両(8両インドネシア、2両仙石線) 計10両
ヤテ18編成:全車両(6両インドネシア、4両仙石線) 計10両
ヤテ19編成:クハ204,205‐19,モハ204,205‐55,57(ジャカルタ)、モハ204,205‐56,サハ205‐38 計9両
ヤテ20編成:全車両(6両インドネシア、4両仙石線) 計10両
合計:127両(現役のみならば122両)
残存率:約63.5%
このような形になっています。6割以上が残存していることになります。今年仙石線で205系の廃車が始まりますので、数両が40年を迎える前に解体されるかもしれませんが、少なくとも40年を迎える年にこれだけの両数が残っているということになりますね。
多数がインドネシアに譲渡されたためにこのような数字になっているわけですが、これだけが残っているというのはやはりすごいことだろうと思いますね。更に全編成のクハが少なくとも1両残っているというのもなかなか凄いことですね。
これからも205系の活躍には期待してきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!