こんばんは。

4月から万博が始まり、大阪市内は外国人観光客でごった返しそうなので開催中は日本橋や梅田には近づかない方が良さそうです(半年か…)。去年ブログを休んでた間に幾つか新車両が入線してます。



KATOの14系「サロンエクスプレス東京」です。

昭和50年代後半、“国鉄改革”が叫ばれ国鉄は値上げ三昧で悪化したイメージを良くしようと色々と新しい施策を打ってました。100系新幹線はその代表ですが、旧いスロ81系が殆どの団臨列車にも余剰車が多くあった14系客車をベースに若者にも向けた新編成が登場しました。「サロンエクスプレス東京」と「サロンカーなにわ」です、後の“ジョイフルトレイン”の嚆矢ですが当時は「欧風客車」と銘打ってました。


取り敢えずここを見ただけでも「今までの国鉄と違うぞ」と思わせるスロフ14の展望室。車体の断面一杯に取った大窓も相まって「掴み」は充分。名鉄や小田急でもここまで大きな展望窓はありませんね。


5両の中間車オロ14は7名分のソファーが並ぶコンパートメント式の区分室車。ここは姉妹編成の「なにわ(開放室)」と差別化されてますがどちらが人気があるか試す意図があったかも知れません。日本の車両離れしたシックなブラウンのカラーは“欧風”の名に相応しいです。

反対側のスロフ14-2号はカウンターバーで共食サービスが行える展望ラウンジカー、定期特急すら共食サービスが打ち切られる時代にこれも思い切ったサービスです。



取り立てて専用の機関車はありませんが、初運転の時に起用されたEF5861号機がカラーも似ていてベストマッチしたので度々起用されて専用機替わりになってました。手元に無かったのでヤフオクで見つけ落としました。パンタグラフが塗装してあり2エンド側がちょっと破損してベストコンディションでは無かったので2千円と安価でした。綺麗な1エンド側を前に出せば問題ないでしょう。


一応7両編成が“正調”ですが団臨、イベント列車なのでケースバイケースだったみたいで3両編成も見た事があります。「東西道本線」のレイアウトではギリセーフでフル編成で走れます。「レインボー」「アルプス」と東京を拠点にしたジョイフルトレインも3編成になりました。このジャンルもなかなか沼が深い様ですね😅