京王線で事業用車として運用されていたデワ600形を撮影しています。
今回撮影した画像は、2012年に撮影したものです。
京王線のデワ600形は、2004年に旅客用車両の6000系を改造して導入された車両です。
種車は6000系6707編成のうち、デハ6107、デハ6407、デハ6457の3両です。
塗装はライトグレーとレッドのゼブラ模様に変更されましたが、全体的なフォルムはほぼ6000系のままになっていました。
中間には2007年に導入された架線・軌道検測車のクヤ900形DAXやレール運搬車のチキ290形（2016年に廃車）を挟んで使用されていました。
デワ600形は2016年に廃車になりましたが、クヤ900形DAXは相方をデヤ901形、デヤ902形に変えて現在まで使用されています。
後継のデヤ901形、デヤ902形は前面の色が新幹線923形「ドクターイエロー」のような黄色に変わりました。
デヤ901形 デヤ902形 クヤ900形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
デヤ901形、デヤ902形は旅客用車両の9000型をベースに新製された車両です。
デワ600形の下回りは6000系のままで、京王で最後の直流電動機を装備する車両でした。
2016年にデワ600形が廃車されたことにより、京王では事業用車を含めて全車両のVVVF制御化が完了しました。
笹塚駅に移動し、京王線新宿駅から折り返してくるデワ600形を撮影しています。
撮影当時の2012年は現在では見られなくなった車両が現役で、下記画像の都営新宿線10-000形は2018年までに全車引退しています。
10-300形の先頭車に10-000形の中間車を組み合わせた10-300R形も全車両が現役でした。
下記画像撮影の約4年後、2017年2月までに全車引退しました。
7000系は現在も運用中ですが、「準特急」の幕は見られなくなりました。
デワ600形を撮影できたのはこのときのみで、もう少し追いかけておけばよかったなぁと後悔しています。
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