今年の当模型鉄道、元日の路面電車は別として、建物しか作っていないように思われるかも知れませんが、「鉄コレ」動力化とはいえ、車輛工作もやってますよというのが今回のお話です。
動力化しましたのは、「鉄コレ」第33弾の伊豆急行1000系です。
最近は「鉄コレ」もBOX単位で買うことは稀になりまして、今回も本系列だけをバラで購入しました。
伊豆急1000系は、開業以来活躍してきた100系の更新車として、昭和54(1979)年に登場しました。当初はまとまった輛数が製造されるはずでしたが、1980年代半ば以降の車輛増備が例の「リゾート21」に移行したことから、2連×2編成+サロ1輛、総勢5輛の少数派となってしまいました。100系同様平成14(2002)年まで活躍しました。
どうも私は、この1000系が登場当時から「気になる電車」でした。2扉・クロスシートで冷房装備、クモハ+クハの2連というその姿は、「地方の中小私鉄の有料特急車(特急料金100円~150円くらい)を今作ったらこうなる」という感じで、非常に好感が持てました。もっとも、当の伊豆急は、当時は自社車輛による有料特急は運転していませんでしたが。
能書きはこれくらいにして模型のご紹介です。
クモハ1100形です。動力(TM14)を仕込みました。スペーサーは「S」です。パンタグラフはPG16です。スカートのある車輛は動力化でもいろいろ気を遣います。
クハ1500形です。こちらはTT03Rを使って鉄道模型化しています。
とても好ましい2連が当鉄道に登場しました。すでに在籍している100系と並べて活躍させたいものです。