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【グリーン車サービス開始】中央線は間もなく、日本一の座席有料車両運行路線へ!

こんにちは。

2月になりました。

3月に迫る、中央線快速電車のグリーン車有料サービス。

沿線民にとってその日が刻一刻と迫り、ワクワクしてきました。

 

いよいよ来月に迫る、中央線快速・青梅線グリーン車サービス開始!

間もなくサービス開始となる中央・青梅線グリーン車
(画像はホリデー快速おくたま号)

昨年10月から順次編成に2階建て車両が組み込まれ、

現在は7~8割ほどが12両編成で既に運転されているようなので、

姿を見かける事が多くなってきましたが、

3月15日のサービス開始まではグリーン料金無料という事で、

どの列車もグリーン車には多くの乗客が「お試し乗車」をしています。

3月のサービス開始までは追加料金なしで乗車出来るので、
常に2階建て車両は盛況。

 

そんな中央線快速電車のグリーン車ですが、

3月15日からはサービスが開始され、乗車するにはグリーン料金が必要になります。

 

料金は首都圏の普通列車グリーン車同様、

50キロまでの区間が750円、100キロまでの区間が1000円で、

この料金はSuicaグリーン券の料金で、

紙のグリーン券だと50キロまで1010円、100キロまで1260円になります。

首都圏の普通列車グリーン車には100キロ以上の料金区分もありますが、

中央線のグリーン車は最も長い距離でも東京~大月の87㎞です。

JR東日本プレスリリースより。

 

中央線は、日本一の座席有料車両運行路線に!

ラッシュ時は最大2分間隔で、有料のリクライニングシート車が来る!

 

中央線快速電車で今回普通列車グリーン車のサービスが行われるのは、

東京~大月と青梅線の立川~青梅。

東京~大月はE233系電車で運転されるすべての電車。

青梅線は中央線と直通運転をするすべての電車になります。

中央特快東京行(八王子駅



中央線は現在ラッシュ時には

最大1時間に25本もの電車が運転される日本屈指の過密路線ですが、

そのすべてに2両、有料特別車両のグリーン車が連結されるという事で、

ここに、座席有料車両のついた列車が日本で最も過密に運転される路線になります。

 

 

ピーク時だとこれまでは、東海道線が1時間に特急を含め21本が走る過密路線ですが、

これもピーク時で中央線快速は超えてきます。

 

 

ピークだけでなく、平日の日中時間帯でも中央線快速の本数の多さは際立ちます。

湘南カラーの東海道線グリーン車藤沢駅

東海道線の戸塚~平塚では、日中時間帯は毎時8本の普通列車が走ります。

おそらく一番日中の本数が多いのは東海道新幹線で、

のぞみ6本・ひかり&こだまが各2本の計10本です。

現在のナンバー1は、毎時10本の東海道新幹線
日本の大動脈と呼ぶにふさわしい本数だ。

首都圏の主要路線の座席有料車両付の列車の

日中の標準運転本数はこんなところです。

これまでグリーン車サービスを実施している各路線は

日中大体10~15分おきに列車が運転されている計算になります。

東海道線の大船~平塚は、上野東京ライン湘南新宿ラインの電車が日中計8本走る。
時間帯によっては特急踊り子号も走り、着席サービスが充実する。

これに対し、中央線の東京~立川は、日中でも快速電車が

毎時13本は運転されており、これに新宿からは特急あずさ・かいじも

毎時2本走りますので、新宿~立川は毎時15本も有料車両が走る事になります。

大船~横浜では東海道線上野東京ライン)・横須賀線湘南新宿ラインをあわせて

15本程度が走りますが、中央線は同一線路を走るのでその多さは際立ちます。

現在中央線の座席有料車は特急あずさ・かいじの毎時2本だが、
3月15日からは一気にその本数が増える。

 

これはやはり、特別快速だけでなく、中野以西は各駅に停まる快速にも連結されているためでしょう。

中央線は他の路線に比べて複々線区間が短いため、

快速線を走る電車が各駅をカバーする形になっています。

そのためどうしても本数が他の路線より多くなっています。

中央線グリーン車の車内



特別快速は中央特快・青梅特快あわせて平日毎時4本・土休日6本で、

この本数が他の路線の列車本数に近いようです。

 

中央線はそういう事でグリーン車の本数がとても多くなりますが、

やはりグリーン車を利用する人は長距離を利用する人が多いでしょうから

平日日中や土休日は速達性の高い特快にグリーン車の利用が集中するでしょうね。

 

東京駅。夕方は2分で折り返していく。



これまでの路線より圧倒的に本数が多い中央線のグリーン車

都心をスルーして相互乗り入れをする他路線とは違い、

独立した路線系統になっているのも中央線の特徴で、

東京駅での折り返し運転がさらに運行の難易度を上げています。

グリーン車は折り返しの際に清掃作業が入りますが、

東京駅ではラッシュ時は2分ほどしか折り返しの時間が無いという事で、

出入り口やデッキを広くし、自動でシートの向きを入れ替える事が出来るようにと

スムーズな運行を目指す工夫がされています。

現在はグリーン車の乗り降りに少し時間がかかって頻繁に遅延が発生しているようですが、

有料サービス開始となったあとに、このあたりの課題は上手くいくのか、

それも興味深い所です。

御茶ノ水駅西にて。

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