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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

北海道で残り少ないヨンマル詣で。②

今年のお正月、二泊三日の青森・北海道旅行。

2日目の後半戦です。

新函館北斗から八雲へ特急で先回りし、キハ40運用の820Dで南下。

大中山駅で乗り換えるのは、またまたキハ40運用の森行きです。

函館本線室蘭本線を北へ向かいます。

 

 

2025年1月3日 (金)

 

函館はもうすぐそこ。

大中山駅に到着。

この駅で下車し、数分で反対方向からやって来る列車に乗り換えです。

 

跨線橋を渡っていると、もう見えてきました。

新函館北斗~函館は電化されているため、架線下のDCとなります。

 

 

大中山 11時22分 → 森 12時28分 函館本線 普通 森行き(駒ヶ岳経由)

 

普通列車の森行きはキハ40の2両編成。

ノーマルな車両の後ろには、沿線活性化のための改造車『道南 海の恵み』が連結されています。

 

列車は2両編成ですがけっこうな混雑。

座席は埋まり、デッキで立っている人もいました。

スーツケースを持った人が多いことから、新函館北斗までの旅客が多いものと思われます。

 

北斗市にかけての函館平野を走行。

良い天気で景色が開けています。

北海道新幹線の高架が見えていますね。

 

 

大中山から2駅で新函館北斗に到着し、思った通り大多数の乗客が降りていきました。

乗客は一気に2~3割に。

 

 

新函館北斗を出ると従来の非電化区間

標高を少し上げ、凍結した小沼を左手に見ながら進んで行きます。

 

大沼駅渡島砂原方面の線路と分かれ、この列車は駒ヶ岳経由。

大沼公園駅でさらに下車して車内はガラガラになってしまいました。

 

先ほど函館行きで長く停車した赤井川駅でこの列車も7分間停車。

 

函館行き特急『北斗』6号と交換します。

 

 

空いているので車内を散策。

後ろの車両は改造車『北海道の恵み』シリーズ。

『北海道の恵み』シリーズは2018年にお披露目。

4両が改造され、臨時列車に使用されたり定期の普通列車に使用されたりしています。

 

改造車といっても手が付けられているのは座席と床面だけ。

大まかな雰囲気はキープしています。

 

座席はモケットが貼り換えられ、背もたれも木材となっています。

布地ではなく板なので、乗り心地はというと…ですが。

 

 

こちらは一般の車両。キハ40ー1767は苫小牧で長く活躍した車両。

やはりこの青いモケットの座席が落ち着きます。

 

車内にはゆったりした時間が流れます。

 

天気が良くて駒ヶ岳がよく見えます。

 

八雲までの距離よりやはり短いので、

体感あっという間に森駅に着いてしまいました。

 

この列車の終点、森駅に到着。

 

『道南 海の恵み』のラッピング。

この写真を撮ったら、あっという間に引き上げてしまいました。

 

森駅ホームから見える景色、けっこう絶景だと思うんですよね。

背景には駒ヶ岳、海も見えて、別のキハ40が留置されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森駅の時刻表。函館方面は二手に分かれるので本数があるように見えますが、

長万部方面の普通列車は1日に6本しかありません。

1時間20分後の長万部行き普通列車を待ちます。

 

森駅の駅舎の中。

みどりの窓口がありますが、駅員さんが少ないためか閉まって改札業務に集中する時間が多いです。

 

森駅の駅舎。

正面の入口が狭くて横にも入口が分かれているのが雪国らしいというか。

有名な『いかめし』の駅弁は駅前の店舗で販売しているようです。

駅構内では販売していません。

 

前日のことを思うと天候が本当に穏やか。

ただ、気温は青森より低いのか外に居るととても寒いです。

 

列車到着の10分ほど前に構内に戻りました。

跨線橋からの景色も素敵な森駅です。

 

先ほど乗ってきたキハ40は1両ずつに分割されて留置線に。

 

この景色を目に焼き付けておきます。

ここから先の移動はキハ40以外の車種となります。

 

 

森 13時50分 → 長万部 14時56分 函館本線 普通 長万部行き

 

2024年3月のダイヤ改正より函館地区で運用入りしたキハ150形0番台。

少ない長万部行きということでこの列車の混雑も上々。

座席は9割方埋まっていました。

森駅で10分の停車時間があり、その間に臨時特急『北斗』91号に追い抜かれます。

『北斗』91号はキハ261系はまなす編成での運転でした。

この臨時特急から乗り継いでくる乗客もいて、混雑した状態で森駅を出発。

 

普段は乗降がなさそうな小駅でも乗り降りがありました。

帰省客。まだお正月の三が日で、今年の休みは長いですから。

 

 

長万部までの写真はありません。

座った位置が悪く海と反対側で、おまけにめちゃくちゃ暖房が効いていて、

爆睡しておりました。 前日寝られてないからね~。

 

 

長万部に到着。

乗り通した人が比較的多かったです。

本数が少ない函館本線室蘭本線普通列車において、

函館発のこの列車の移動ですと比較的待ち時間が少なく乗り継いでいけるからでしょうか。

 

駅北側では北海道新幹線の駅建設関連の工事が始まっています。

 

向かいの島式ホームからは特急列車が発着。

特急『北斗』13号が先発となるのでホームに多くの人が待っています。

 

8両編成に増結された特急『北斗』13号が滑り込んで来ます。

 

長万部 15時30分 → 東室蘭 16時54分 室蘭本線 普通 東室蘭行き

 

35分程の接続時間で出る東室蘭行き。

車庫から出庫してきた車両が入換作業を経て東室蘭行きとなりました。

 

先ほどの長万部行きから特急列車に乗り換えた人が一定数いるのか乗客は少なくなりましたが、同じような面々も。

線形の良い室蘭本線をH100形で爆走。

長万部駅にいたときは穏やかな天気でしたが、山に近づくにつれて猛吹雪となってきました。

 

 

この列車は秘境駅小幌駅にも停車。

この寒さ・天気の中、この駅から5名ほど乗車がありました。

 

この区間では東室蘭に近づくにつれて乗客が増えていきました。

 

 

東室蘭 17時05分 → 苫小牧 18時23分 室蘭本線 普通 苫小牧行き (苫小牧で撮影)

 

東室蘭から先は電化区間

これまでPDCのキハ143形が走行していた同区間

737系電車は2023年5月のダイヤ改正より導入されたワンマン運転対応の新型車両です。

乗り心地・運転速度が向上。バリアフリーに対応しています。

実際、滑るような乗り心地で、高速走行中も余計な振動を感じないほどでした。

なお、車内は2扉車体ながらロングシートとなっていて、

端から端まで文字通りの長い長いロングシートとなっています。

 

 

函館から約250km。苫小牧に到着。

本日の移動はここまで。

とっても眠たいので早じまいです。

 

 

翌日は引き続き室蘭本線岩見沢へ。

岩見沢で雪にまみれ、滝川から根室本線のヨンマルに会いに行きます。

岩苫線はヨンマルか?キハ150か?

お楽しみに。