2024年11月13日、内房から錦糸町へ。
そして、横須賀線内に入って、西大井駅で少しだけ延長戦。
とはいえ、だんだん横須賀線内もワンパターンになり始めている。
夏の終わりから取り組み出した記録の積み重ねが、新規開拓を鈍らせてしまっている。
だったら沿線も出たらどうだと来そうだが、回っていられる時間があまり無いのが悩みどころ。
しかも、ちょうど下りと被ってそんな大した成果にはなっていない。
ちょっと欲張りになり過ぎてしまっただろうか?
日も暮れ始め、ピントやシャッタースピードも心許ない。
それでも、まだ追い求めたい気持ちはさらに足を西南の方角に向けて…
保土ヶ谷へ。
この頃にはすっかり暗くなり、これでさらに攻めるのをやめた。
あとは東京駅まで黙って乗り、この日の全記録を終了へ。
東京駅で必ず行われる、乗務員交替の光景。
迷惑にならないよう、一歩引いて見守りたいものである。
そして、黙って発車を見送る。
こんなスタイルをずっと、貫いてきた。
そしてそれは季節が確実に冬に向かいながらも、貫き通していく。
そしてこの週の週末、11月16・17日について。
この時は16日は墨田、17日は京浜東北線大井町駅ホーム拡幅に伴う線路移設工事に関連し品川駅で
折り返す京浜東北線電車の様子を一瞥した後、赤坂に舞台鑑賞に赴いている。
だが前後にE217系の記録を模索はしたが、時間が合わなかった。
物理的に運用本数が減り、捕捉は難しくなっていく一方だった。
ところで、演劇に関してはこの時点で何かしらの違和感が物理的な距離を詰めきれずにいたが…
その違和感の答えは、ここから約1ヶ月半後、暮れも押し迫った頃に明らかになることになる。
当初はお祝い感が先に出たが、以後“投げ出した”ような印象については不信感を持つことに…
…なんて話は、ここでは関係ないから割愛するが、間違いなく【心の世代交代】が近づいていた。
だがその交代劇は、さしたる空白もなしに、驚くほとスピーディーに起きるのもまた常である。
そしてそれは、その前以上の充足感が加わることも多いから、悲観なぞはしない。
ただ万が一スピーディーに起きないなら、起きるように自ら仕向けていくのも怠らない。
それは演劇だろうが、音楽だろうがであるが、鉄道においてもそうでありたいと思っているが。
…な〜んて余話は置いといて、さらに先へ。
11月20日水曜日、東船橋駅
この日はY-128編成の廃車回送を控えていたが、その前に再び千葉県内へ。
生憎の空模様だったが、総武緩行線東船橋駅で最初に上り快速を捉えるところから始まった。
いきなり緩行線との被りに頭を抱えかけたが…
どうにかギリギリ、緩行線が抜けてくれた。
今になってみれば、この最初の迎撃から“ギリギリ”だったわけだ。
それにしても、相変わらず綱渡り記録が多いのが総武線内の悩み。
またこの時は、うまくいかなかった。
上下がすれ違って、後追いしか撮れなかったり…
トイレに寄っていたら通過したり。
特に後者は東船橋到着時点で運用を把握しておらず、まさに“不意打ち”に慌てる。
通過音に気づいて慌てて階段を降り、これも後追いでギリギリ。
そして、天気も微妙。
複雑な思いを抱えながら、残り少ない猶予の中でもう少し千葉県内で記録を重ねてみる。