【1979/9/10】
SL広場に続いて駅構内にたむろする気動車にも目を向けてみる。
キハ101(1936年日本車両製ガソリンカー 1968年ディーゼルエンジン化 片ボギー片1軸の変則台車が特徴)
キハ51(元芸備鉄道キハユニ18 船木鉄道を経て1962年キハ51として入線)
デッキとおでこライト、突き出た排障器がなんとも愛らしい。
ステップのあるドアが客用。無いのが乗務員用?、いや幅広いところから見ると荷物室扉で乗務員用を兼ねているということか。
ひとわたり見回したあと、丹後山田行きの列車を沿線でスナップすることにして、駅に沿う道を丹後三河内方に歩いてみた。さすが丹後ちりめんの産地とあって、街中のそこここから「シャカシャカ」と織機の音が響いていた記憶がある。
道路から線路を挟んだ向こう側へ行くと、山をバックに順光で撮れたのだが家屋も重なってしまい背景が鬱陶しかった。やって来たのは先ほど駅構内で見かけたキハ51だった。
上って行ったキハ51が丹後山田から戻って来た。
客用扉の位置が左右対称でなくアンバランスなためか、向かって右側が重く沈んで見えてしまう。(良く見ると動力台車も右側なので、実際に重心が右寄りかも?)
駅に戻り、13:05加悦発の列車で丹後山田に向かう。普通列車に乗り換えて豊岡へ行き、豊岡から名古屋発の急行「大社」に乗り継いで浜坂の宿に入った。
入手した乗車券類
改称された今では貴重。
(つづく)