2024年11月13日、内房路を疾走していたE217系の記録。
2編成が次々内房線を疾走していたのは、現時点ではこの日が最後の記録になる。
2ヶ月ぶりの木更津を、悠々越して…
そしてこの日、E217系で遂に君津まで乗り通した。
現時点での、千葉県内で上総一ノ宮とほぼ並ぶ最南端到達というところになる。
さすがに君津まで行くと、日中で15両編成は結構輸送力過剰か。
平日の静かな昼下がり、撮る人も自分以外におらず穏やかな時間が流れる。
往復600m、ディテールの細かいところまでじっくり眺めて歩く。
ディテールといえば、この場所も。
転落防止幌の、旧塗装。
11月7日の騒動以来、しばらくは気になるポイントが続いていた。
Y-101編成も再度運用に入らないか、まだこの頃は情報収集に敏感さを残していた頃である。
しかしJR東日本横浜支社は、あの騒動にすっかり堪忍袋の尾を切らせてしまったようだ。
あれが無ければ、今も横須賀線逗子以南程度は走らせてくれていたかもしれない。
一部の撮り鉄は、つくづく早まったことをしてくれたなと思う。
でも、まだ現行編成に乗って撮れるだけ有難いと思っておいたほうがいいのかなと。
それすらも間もなく終わるのが確実な情勢下、今度はどれだけ冷静でいられるのか?
自分のように前のめりで記録を尽くし、今冷静に事の推移を見ている人がどれだけいるのか?
この頃は、年末年始はおろか既に3月改正に向けて記録に動くことができていた。
11月16日以降に訪れる年末繁忙期で、記録のペースが落ちることも考慮に入っていたからだ。
果たしてそれはほぼ予想通りに推移し、現時点で千葉以遠に記録に赴くことはなくなっている。
そしてここから一気に、都心に戻っていく。
もはや停車駅毎に動くことも減り、悠々走りのみを楽しむ時間。
津田沼に、市川に。
この一連の記録ですっかり馴染みとなった駅も走り抜ける。
総武快速線内になると、さすがに記録している人をちょいちょい見かける。
市川では特急待避もあり、ゆったり撮る人が多い。
この日も、E259系に道を譲る。
こんなシーンも、E259系の塗装変更前にしっかり撮っておきたかったなと今更ながらに思う。
そしてこの日は、もう1編成の動きを眺めに…東京都内に戻る。
ただ入ってくるだけじゃない、出るところも記録に残したいのが人情というもので…