前回
比較的粛清の波が穏やかな方で推移していましたが
昨年…じゃなくなったわ。2023年末の
黄檗(おうばく)駅の閉鎖を皮切りに粛清が再開
今回は城陽、木幡(こはた)の2駅が対象となりました
都市部近辺でも京滋支社はフツーにPOS駅が多く残存していますが
もちろん奈良線も例外ではなく、
京都市内のJR藤森、桃山に加えて、新田、長池、山城青谷、玉水
回数券と定期券しか売らない簡易委託の棚倉と上狛は置いといて
(上狛は閉鎖済み)
全駅JR西の交通サービス委託駅ながらも全駅残存!
自治体とかの簡易委託ならわからんでもないですが
よく交通サービス委託でここまで残っていたものです
リソース回して窓口復活させてほしいのですが・・・
23年末に黄檗が閉鎖、窓口閉鎖初期なら
みどりの券売機が置かれたでしょうが
もうそんな余裕はなく・・・
定期券の買える(ピンクの)近距離券売機でお茶を濁しました
そして今回は城陽と木幡が閉鎖の憂き目となりました
宇治とJR小倉の2駅のみに・・・
宇治はともかく、JR小倉は遅かれ早かれでしょうね・・・
ちなみに以上で出てきていない奈良線の中間駅は「山城青谷」ただ1駅
かわいそうなんで書いてあげました(笑)
今は上狛も無人化されたので”唯一”は返上されましたが
ローカルなところを走っている感がありますが
意外と完全無人駅が少ないんですよね
京都駅を基準にすると、みやこ路快速、普通奈良行き、城陽行きの3本で
昼間時は30分ワンサイクルとなる奈良線で、
京都方と奈良方の需要の差を調整するのがこの城陽駅
京都から城陽までは住宅地、ここからは田畑が目立つ印象です
また、最近になって完成した奈良線の複線化工事も城陽駅までが対象
以南は単線のままとなっています
2面2線の橋上駅舎で、京都方から複線で進入
奈良方は単線(京都行きの線路が直線方向)になりますが、
渡り線の先で折り返し線が延びていて
駅舎から南方向を望むと複線がそのまま続くように見えます
特筆することもない出札、改札周りです
出改兼掌ができる配置の窓口に近距離券売機(青色)が1台です
拠点駅というだけあり、代替としてみどりの券売機が設置
「しゃべれぬ」なところに苦しさを感じます(-_-;)
一体どこから徴収してきた個体なんでしょうか(まさか新品!?)
今回の窓口閉鎖駅は環状線内とか以外はことごとく
代替のみどりの券売機がなく、特急券が買えない駅になりましたが
ここは比較的不便が少なくなりそうです
やっぱりうれしート(⇦これ、伸ばし棒ってカタカナ扱いなんかな??)
が奈良線で大増発されるのが大きいんでしょうか
京都と奈良を結ぶ路線ながらも、特急や指定券の必要な列車が皆無な
奈良線でしたが、一挙に昼間時毎時2本
最大1時間に5本!も指定席の列車が来るという大出世!!
そんな本数が来るのに、駅で指定券が買えないというのは
さすがにまずいという判断でしょうか
そう考えると「しゃべれぬ」なのにも合点がいきます
うれしートの指定券くらいですからね
逆にこんなんでオペレーター使われたら迷惑です
また、窓口閉鎖とともにお決まりの無人時間帯拡大ですが
ほぼほぼフルタイムで配置が継続されております
あくまで現時点なので、これからしれっと減らされる可能性は
当然ありますが・・・
写真で窓口と近距離券売機の間の、掲示板があるところの裏の
塞いでいる板をぶち抜いてみどりの券売機を設置
既設の青色の近距離券売機と並んで2台設置となった模様です
つづく