伊勢志摩ローカルで活躍するワンマン対応車は1201系のように編成数の多い形式もいれば1240系のように1編成しか存在しない形式もあり、後者に当たれば貴重な編成が来たって思えるのでラッキーですが現在は更新工事を終えて外観・内装共に大きく変わっており、更新前の姿が懐かしく感じられます。更新工事は1240系よりも古い1230系の方が先に施工されていますが同系は1240系とは異なりワンマン表示器が設置されておらず、窓に吸盤式のフックを取り付けて「ワンマン」の札をぶら下げています。
(2019.10.20 伊勢市にて撮影)
伊勢中川行きのワンマン列車に充当される1240系です。同系はVC40の1編成だけですが更新前は旧幕でワンマン表示器付きというVVVF車では数少ない(!?)スタイルで活躍しており、伊勢中川行きでは行先表示が「普通 中川」になるので懐かしさを感じられました。
(2019.10.20 伊勢市にて撮影)
1240系は他のワンマン対応車と共通運用で使われるため運用範囲が広く、車掌乗務によるツーマン運行で近鉄名古屋へ入ることもあるため更新後も趣味的な面白さは変わっていません。私は更新前は伊勢志摩ローカルで見ることの方が多く、「普通 中川」表示での姿もよく見ましたが当時は志摩線内も日中毎時2本だったので狙いやすく、趣味的には有り難いダイヤでした。