JR渋谷駅の「ハチ公改札」が新たな場所に移設され、26日から使用が始まりました。移設に伴う混雑が予想されていて、JR東日本は交通整理員を配置するなどして対応しています。
渋谷駅とその周辺では、「100年に1度」とされる再開発が進められていて、JR渋谷駅では利便性の向上やバリアフリー化などを目的に改良工事が行われています。
この工事の一環で「ハチ公改札」は、これまでより宮益坂寄りに60メートルほど離れた、駅の東西を結ぶ連絡通路に面した場所に移設され、26日から使用が始まりました。
JR東日本によりますと移設で17台あった自動改札は14台に減ったということです。
移設に伴って人の流れが変わり工事中は混雑することが予想されていて、JR東日本は、交通整理員を配置したり、誘導用のロープを張ったりして対応するとともに、ほかの改札の利用も呼びかけています。
またハチ公をモチーフにしたレリーフが、再開発に伴って撤去されることがわかりました。今月中にも工事が始まる見通しということです。