キユニの製作(2) | きゅうの鉄道写真館

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きゅうの休憩室から鉄道関係を移設しました。
ドールに興味のない方はこちらで。

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こんにちは。
オユ10→キユニ化計画の2回目です。
今回はお面の工作を。


《ディテール工作》

 

Hゴムの型取り
曲面のHゴムを曲げるのはやっかいです。
そこで、先に型を取ることにしました。
1.お面にメンディングテープを貼る
2.窓のフチを細マジックでなぞる
3.テープをはがしボール紙に貼り直して
  型紙とする
4.型紙にそって真鍮線を曲げる
この方法なら左右同じものが作れます。

 

貫通扉のHゴム
これは直接ドアに当てて曲げました。

 

お面とパーツ類
パーツのいちばん上はおでこのカーブを
削るための裏打ち用の厚板(t1.5)です。
手持ちで最も厚いものが1.5mmだったので。
(厚さがちょっと足りないかな?)
Hゴムは0.5mm真鍮線。
手すりには0.4mmを使うのですが、写真で
見た感じではHゴムの方が太いようなので
0.5mmにしました。

 

車体の加工
お面をはめて確認できるように先にデッキ
側の一部を切落として加工します。
実際、前面と突き合せてみると若干屋根が
短かったため、車体側面をさらに1mmほど
切落としました。

 

貫通扉にHゴムを付ける
半田付け後、表面を2/3くらいまで
ヤスります。
保持が難しい細かいパーツの加工時には
こんな治具を使います。
深さ1mm位の細い溝を切っただけですが。

 

 

扉とおでこの表示窓を付けたところ

 

窓のHゴムとホロ枠を付けたところ

 

 

 

気動車の顔らしくなってきた

 

 

全体のプロポーションを見る


ここで重要なことに気づいてしまった。
このキユニは20m級だ!
キハ23以降の気動車の長さは21300mmです。
1個エンジンも2個エンジンも同じ長さで
21300mmが一般気動車の標準となっていた。
うーむ、これでは45系(キユニ45)を
名乗るのはむずかしいぞ…
キハ20→キハ23の過渡期、
どちらかといえばキハ20(25系)の方に
近い存在になりそうです。

 

 

裏打ち材の取付
車体とお面をセロテープで仮どめして
なるべくスキ間がないように調整します。
後でおでこを丸める(削る)とき、
継ぎ目が目立たないようにするためです。
位置や隙間の調整が済んだら軽く半田付け
して固定します。

 

 

しっかり半田付け
車体と分離してがっちり半田付けします。
お面と裏打ち材の間に半田を浸み込ませる
感じでしっかり流しておきます。

 


《ライト類の穴あけ》


ライトは真っ直ぐ正面を向いていなければ
なりませんが、前面のツラに直角に付ける
と外向きになってしまいます。
しっかり正面向きに穴をあけるために、
ここはボール盤を使います。

 

保持用の治具
車体幅ぴったりはまるように木片を削り、
治具としました。

 

 

ボール盤
厚板に3mmの穴を垂直に正確にあける
ことが楽々簡単にできてしまう
強い味方です。

 

 

 

ライトの穴があいた

ヘッドライトは3mm。
下の4つ(2mm)は、外側がテールライト、
内側はタイフォンの取付け穴です。
この後は手すりやワイパーなどディテール
の工作をしてから本体と合体、おでこを
丸める工作へと進みます。


では今日はこの辺で…


本日もご乗車ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

北陸本線
おでこのアール
ここまで削るのはけっこう大変そうだ…
ありゃりゃ?
屋根のカドに穴があくのでは!?