2024年 オフろうきっぷで行く!豊予の旅④現存12天守・宇和島城と鯛めし | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

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八幡浜駅へ

別府から船で四国・愛媛県の八幡浜港にやってきました。

 

港の風景は別府と全く異なり、港から見える山は上の方まで段々畑になっているのが特徴的。

こちらは西宇和特産のみかん畑なのだとか。

 

少々待って、バスに乗って移動します。

 

やってきたのはJR四国の八幡浜駅。

ここからはJR四国の鉄道旅を楽しみたいと思います!

 

特急宇和海に乗車

きっぷを買って、さっそく構内へ。

 

3番のりばには1両の気動車が止まっていました。

これはキハ54。北海道のものが有名ですが、四国にも暖地向けの番台が存在しています。

乗るのはこれではなく。

 

八幡浜駅は特急の停車駅なので…

 

こちら!特急宇和海15号宇和島行きに乗車します。

 

特急宇和海は松山~宇和島間を結ぶ特急列車。

世界初の制御付き振り子式気動車である2000系のうち最終増備グループの「N2000系」と呼ばれるグループの車両が用いられていました。

 

 

 

車内はこんな感じ。2+2列シートが並びます。

 

 

八幡浜を発車すると、列車は山間部を通ります。

 

平野部に出ると、なにやらこいのぼりがいっぱいに掲げられている場所に差し掛かりました。

 

そして大きな動物…これはわらで作られたマンモスだそう。

 

さらに、車窓にはレンゲの可憐なピンク色の絨毯が広がっていました。

ここは伊予石城。

明日4月29日にはこのあたりで「宇和れんげまつり」が行われるそうです。

 

特急の停車駅ではありませんが、ここで運転停車。

 

反対方向の特急と行き違いを行いました。

 

続いて、列車は卯之町に停車。

 

その先、ほんの少しだけこの列車の名前の由来である宇和海を眺めることができました。

 

続いて伊予吉田に停車。

 

 

駅を出たところで再び宇和海がほんの少しだけ車窓に現れました。

 

北宇和島で予土線と合流し、宇和島の街なかに入っていきます。

 

そして、列車は少々遅れて終点の宇和島に到着。

 

予讃線の終点・宇和島。

 

線路はすぐ先でぷっつりと途絶えています。

この先宿毛まで鉄路が伸びる計画がありましたが、今となっては夢の夢でしょうか…

 

現存12天守、宇和島城

駅から外に出ると、駅前にはヤシの木。

南国感がありますね~

 

駅前にはちっちゃなSLが置いてありました。

 

こちらは宇和島に初めて鉄道が開業したときに使われていたSLを復元したものだそう。

 

さて、今から宇和島といえばの場所に行ってみたいと思います。

 

アーケードを通り抜け…

 

門の前にやってきました。

 

ここは宇和島のシンボル、宇和島城の入口。

さっそく入ってみましょう。

 

入口にはこんな掲示が。

この旅行の約1週間前、4月17日夜に豊後水道でMj6.6、最大震度6弱の地震が発生しており、ここ宇和島でも震度5強を観測しています。

宇和島城でも若干の被害が発生しているようですね…

 

門をくぐるとすぐ天守…というわけではなく、ここからなんと徒歩で20分もかかるそう。

まずは目の前にそびえるこの石段を登っていくことになります。

 

石段を登りきったところで分岐点。

「距離は短いが急な石段」コースか、「距離は長いが緩やかな坂道」コースを選択させられます。

…緩やか一択ですね()

 

さっきまで歩いていた街並みを見下ろしながら坂を登っていきます。

 

坂道を登っていくと…

 

最後に石段が現れ、

それを登りきったところで…

 

高台に出ました。

 

そして、こちらが天守。

こじんまりしていますが、実はこれ、現存12天守のひとつなのです!

江戸時代から残る貴重な建物ということで、国の重要文化財に指定されています。

 

 

日本最南端かつ最西端の現存天守。さっそく入ってみます。

 

1階部分に入ると、中は大きな梁が渡され、重厚感を感じます。

 

中央には鎧が展示されていました。

 

上へと登ります。

江戸時代そのままということで階段はとっても急。

ここまで坂道や石段を登ってきましたが、最後の試練が待ち構えていました(笑)

 

 

 

急階段を登ってやってきたのが一番上の3階部分。

 

窓から外を覗くと…宇和島の街並みが見下ろせる絶景!

ここまで苦労して登ってきた甲斐があるというものです。

 

 

天守からは海の姿も見ることができました。

 

湾が複雑に入り組んだリアス海岸になっている様子がよくわかります。

この複雑な地形によって宇和島は天然の良港として古くから重要視されてきました。

現在でも重要港湾に指定される港ではありますが、その反面旅客航路は少なく、行きに乗船した「宇和島」運輸の航路は2000年に宇和島から撤退しています。

 

天守からの景色を楽しんだところで、帰ります。

 

帰りは最短コースで。

途中、大きな井戸がありました。

 

下りなら大丈夫だろうと思っていたら膝に来ますねこれ…

それでもなんとか下り終えることができました。

 

↑別の現存天守を訪れたときの様子はこちら

 

海賊発祥?宇和島鯛めし

宇和島には名物料理があります。

それを味わうべく訪れたのがこちら、「かどや」というお店です。

 

(旅行後に新店舗に移動したようです)

 

注文したのがこちら。

宇和島鯛めしです。

鯛をご飯といっしょに炊き込んだ一般的な鯛めしとは異なり、鯛の刺身をご飯の上に盛り付けて食べるのが宇和島の鯛めし。

その昔、海賊たちが火の使えない船上でごはんのうえに鯛の刺身を乗せて食べていたことが由来だそう。

 

宇和島で獲れた新鮮な鯛の刺身。ツヤツヤと輝いています。

さっそく食べたいと思います!

 

食べ方が書いてあるのでそれにそって。

 

まずは卵入りのだし汁を混ぜて鯛のお刺身を漬け込み…

 

よそったごはんのうえに盛り付け、だし汁をかけて。

新鮮な鯛のお刺身にだし汁がよく絡んでとっても美味しかったです!

 

ご飯がおかわりできちゃうのでいっぱい食べちゃいました。

 

大満足の宇和島鯛めし。また食べたいですね。

 

 

今日は宇和島泊。

駅から近いスーパーホテル宇和島駅前天然温泉に泊まります。

 

 

↑公式サイトより引用

 

温泉の大浴場に浸かってゆっくりと旅の疲れを癒やしました。

 

ということで2日目はこれで終わり。

3日目は四国の観光列車に乗っていきます!

 

続きます。

 

 

★乗車データ

宇和島自動車(バス) 八幡浜市内線 川之内行き 八幡浜みなっと(13:38)→八幡浜駅(13:44)

1065D 特急宇和海15号 八幡浜(14:12)→宇和島(14:48 14:51) 2000系 2458+2522+2426

※2024年4月28日乗車

 

 

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