長都温泉の鉄道撮影記

あちこちでカメラを構えて列車を撮ってます

【新潟遠征①】上越カッターを追いかけて

2025年1月18日

上越線で運転されている霜取り列車通称上越カッターを撮影しに新潟に行ってきました。

 

上越国境を超える上越線は夜の冷え込みが激しく架線についてしまった霜を取るため、始発列車運転前に長岡⇔越後中里間で上越カッターと呼ばれる霜取り列車が運転されます。

普段は気象条件次第で運転するのですが、年末年始の貨物運休期間とセンター試験実施日にはほぼ必ず運転されます。

 

とき347号新潟行

ということで前日1月17日(金)の最終ときで新潟県は長岡へ。
長岡に着くころには23時を過ぎており、各線の最終電車長岡駅を離れて行きます。

 

本日の営業は終了しました

車を借りて撮影地に向かって行きます。

 

降雪

車を走らせていると雪が…

どんどん降雪量が増えてきます。

新潟のありがたいところは融雪パイプがあるので走りやすくなっています。

 

途中道の駅で仮眠を取りつつ越後中里へ。

先に来ていた方に続いて自分も三脚をセットします。

 

上越線 岩原スキー場前~越後中里
単8760レ 上越カッター
EF64 1032号機

5:20頃遠くからEF64のライトが近づいてきました。

どうやらネット等で公開されているスジより早いスジでやってきたようです。

 

残念ながらスパークは見れませんでしたが、雪をかき分けながらEF64は突き進んでいきます。

越後中里で折り返しのためしばらく停車するので追いかけてみます。

 

上越線越後中里駅
単8761レ 上越カッター
EF64 1032号機

折り返し準備のため中2番線でEF64が佇んでます。

上越線越後中里駅
単8761レ 上越カッター
EF64 1032号機

山男の名称にふさわしく、雪をまとったEF64はかっこいいですね。

かっこよすぎて色々な角度から撮影していきます。

 

自分の中でのEF64は雪夜の闇を切り裂く電気機関車というイメージがあるので、見たかったEF64が目の前におり非常にカッコよく感じます。

 

5:40頃今度は下り線の霜を取るため長岡に向けて出発してきます。

 

自分も追いかけるため関越自動車に乗り長岡を目指していきます。

途中休憩とかをしていたら宮内に到着する時間になりつつあったので宮内駅に向かいます。

 

信越本線宮内駅
単8761レ 上越カッター
EF64 1032号機

上越線での活躍を終えて車両センターに戻る前のひと休憩をしているEF64
ここ宮内駅ではラッシュ帯に突入してしまうので、しばらく列車をやり過ごします。

 

色々と撮影

車両に付着した雪が路線の過酷さを物語ります。

 

近くからも何枚か

出発まで時間があるのでホームを渡って近くへ。

4番線で撮影していると貨物列車が来る時刻になりつつあったので再び3番線へ。

 

信越本線宮内駅
4095レ新潟貨物ターミナル行

新潟貨物ターミナル行のEF510貨物が上越カッターの横を通過して行きます。

 

信越本線宮内駅
51M 特急しらゆき1号 新潟行
E653-1000番台 H202編成 上沼垂色

通過して行った特急しらゆき1号はまさかの上沼垂色でした(!)

まさか上沼垂色とEF64の並びが撮れるとは思いもしませんでした。

 

信越本線宮内駅
単8761レ 上越カッター
EF64 1032号機

8:35様々な列車をやり過ごした後、上越カッターは長岡駅に向けて出発していきました。

 

この日は信越本線長岡~柏崎間を走る信越カッターにEF81 140号機が充当されていたようなのですが、時間を間違えてしまいこちらは撮影できず…

 

以上で上越カッターの撮影は終了です。

 

2024年の春までは上越線高崎~水上間にも霜取り列車で電気機関車が充当されていたのですが、こちらは今冬から211系に置き換えられてしまい、とうとう電気機関車での霜取り列車は新潟の上越線信越本線のみに。

 

新潟の電気機関車は今度のダイヤ改正以降も存続するようなのでもしかすると次のシーズンにもカッター列車として運転があるかもしれませんね。

 

この後は上沼垂色のE653系を追いかけて行きます。

その②に続く。