10.平ちく鉄道糸田線で後藤寺へ
金田駅(15:59)から408号車・ちくまるブルー号に乗換えます。
シートの生地がかわいい~~
(16:06)路線名の拠点駅・糸田駅。福岡県田川郡糸田町。関東生れの北海道民には全く馴染みのない地名です。当駅、路線名になっているので撮影したのですが………。沿線は田園風景と住宅街が混在している風景で………
糸田線の一部に防風林でしょうか?銚子電鉄🚞の様なうっそうとした木々🌳の中を行きます。伊田線の様に複線ではなく、単線非電化路線。巻頭の路線図にもあるように、なぜ伊田線とほぼ並行してこんな狭い範囲にローカル線が並行して敷設されたのでしょうか
Wikiで調べてみるとその歴史は古く明治30(1897)年、炭鉱路線🚂「豊州鉄道」として開業。そのあと九州鉄道→国鉄→JR九州→筑ほう鉄道と、経営母体は変わってきたようです。北海道の様に赤字→即廃止にならないのは、九州の人口がそれなりに多くまた自治体の力がそれなりにあるからだと思いますが、羨ましい限りです。
田川後藤寺駅(16:13)までわずか14分。平筑鉄道糸田線・6駅足らずの試乗でしたが、それなりに楽しめました
11.JR後藤寺線でキハ40を堪能
田川後藤寺駅から後藤寺線に乗換えます。
1)キハ40見参!
こ線橋を渡ると、なんと!ナント!Nantes!筑前四丸君が鎮座
されておりました
。この筑豊地区、旧国鉄からどういう基準でJR九州or第三セクターへ継承、または廃止になったのか🤔
一鉄道マンとしてとても知りたい政治判断所です。それに、JR九州が引継いだ後藤寺線が未だにキハ40で、止むを得なく?自治体が主体となって引継いだ第三セクター平成筑豊鉄道の方が車歴が新しい400形シリーズで運用していること、とても興味深いところです。
いつも?見ている白地に若草ライン(JR北海道色)もいいですが、白地に青線もまた、美しいカラーです!
正面からもパチリ!前照灯があまり映えず……。
室内は正統派フカフカの固定式クロスシート💺・青モケットですが、JR北海道仕様と違うのは黒の斜め線チェック模様が入っています。
あれ?!先頭車、こんなに前面展望が意地悪だったかなぁ~~。。JR北海道仕様はもうちょっと窓が複数あった気がするけど……。。。
これもJR北海道では見ない(涼しいのでエアコンを意識していないだけかも)?後付けの大型のエアコン。
国鉄(JNRマーク)型の扇風機は秋季、ネットカバーがかけらています。ひょっとして夏季もこのまま回すのかな?
2)後藤寺線車窓
船尾駅ちょっと手前には「麻生セメント㈱」🏭の巨大な高炉がそびえ立つのが確認できました。
Wikiでちょっと調べると、このJR後藤寺線、この麻生セメントで生産されていた石灰石・石炭を輸送するため、旧「産業セメント鉄道」🚂として1922(大正11)年に開業したらしい…。gglearthで上空から確認すると、付近の山は石灰石の露天掘りにより禿山になっていること、確認できました。九州は石炭、石灰石🪨と宝の地形なんですね?!
峠を2つ越えて、遠賀川河岸段丘に入ると、の~~~んびりした田園地帯👨🌾に入ってきました。隣接する路線なのに、平ちく糸田線よりも変化の大きい車窓を楽しむことができました。
3)新飯塚駅(16:37)
後藤寺から20分で拠点駅・新飯塚駅に到着。
博多駅方面から来て後藤寺方面へ乗換える旅客が思いの他多くて、ちょっとびっくり。
みんな、我先に着席キープだったようです!すぐ、ホームはこの通り閑散ローカル線の体。Part2でも書いたのですが写真左に大マンション群があのですが……
御覧の通り、マンション地区の秋祭の真っ最中!!。若い人が多い?新住民にも伝統が引継がれていくこと、ちょっとほっこりしました。ところで幟の「清道」🚩、どういう意味があるんだろうSumioは決して「清道」はいってません…。むしろ「聖道?」「生道?」いや「性道?」せめて「正道?」位で……やめておこう……
。
それより「清道」をgglってみると山笠祇園祭りに掲げている幟で、「清らかで澄んだ心を持ち、周囲の人々に対しても誠実であり続け、困難にもその清らかな心で乗り越えていけるようにという願いを込めて………」う~~~~ん……。耳が痛い…。
12.再び福北ゆたか線で博多へ
おっ往路と違ってJR九州最新鋭821系!。今夕合流する乗り鉄師匠曰く「昔は車両外縁のポツポツLEDも点灯💡していた」らしい…。そんな眩しい車両、拝見させて頂きたいものですが……。。
車内は残念😢ながら、ロングシート1択ですが、シート両端部にはヘッドレストがあったり、生地はチェック柄と若草🌱模様が混在したり、床は2次元バーコード模様を採り入れたりと、工夫はさすが水戸岡氏です。
吊革も円形。この結果、使用旅客の交差・混雑は、従前の枠型交差形よりも改善されるのか?否か?鉄道事業者の一員としては気になるところ……。。。
運転台モニターは、視認性抜群の液晶式アナログメーター⏱。液晶の高輝度とアナログメーターの認識速度の良いとこ取りです。自動車ではLEDモニターでデジタルか?アナログか?スピードメーターを選べるものが多くなっています!またちょっと、関東の鉄道と違う赤枠□内で交流⚡の22KV(関東関西東海地区は直流1500V)の電圧計⚡が珍しいところ。。。左のBCMRとは?空気圧計?運転士は未経験なので、よくわかりません。。。。
「遠き 山に 陽は落ちて~~🎵」ですが、10月九州の強烈な夕陽🌄が目に差し込んでくる!!。北海道より2か月季節が戻っている感覚(8月位?)です。実際、8月の北海道ではほとんど30℃を超えることはまれですが、10月の福岡はざらに30℃越えも珍しくなく……。
中吊り広告ではキハ40の豪華観光列車「ふたつ星☆☆」の告知が掲載。また一つ乗りたい列車の登場。次から次へとアトラクションをリニューアルしてくる経営戦略は、ディズニーランド戦略と同じで、ファンをまた九州までリピートさせようとする戦略。
17:39博多駅到着です。ホッペを赤くして😊、照れているCityTrain → Commuter Train821系。大き過ぎると誰しも思う尾灯。ちなみ鉄道事業法に基づく実施基準に「列車は必ず尾灯」を掲示しなければいけないものになっています。道路交通法といっしょ?
やはり、デカすぎる福北ゆたか線の車止め❌。その大きさ、右隣に歩行する女性と比べて上半身と同じ位あります
!
関東(主に常磐線で活躍)では消滅した交直両用415系!。直流の山陽線下関にも直通!!
Sumioが1番好きな885系!「白いソニック」!。さすがシーメンス製ドイツ新幹線ICE🚅譲り(水戸岡氏が正式ルートで継承)のデザイン!
この後、JR九州が誇る特急軍団祭りが開催され、最後はラスボス👹「ななつぼし」に遭遇するのですが、紙面が足りないので、次回Part5に続きます!
Ⅱ.お礼/前回アップPart③が九州旅行2位,JR九州3位獲得
前回Part3は旅行要素全くありませんが、一般の旅行者も閲覧していただけたようです。大変ありがとうございました。今回シリーズ・本編は36+3の試乗が本流です。まだまだ頑張ります!
この拙いブログどうぞよろしくお願いいたします!