今回はTOMIXより発売されているキハ35系シリーズより、キハ30形0・500番台相模線色です。

 

商品情報

・品番:98129

・キハ30形0番台(M)と500番台(T)の1両セット

・ライトユニット搭載

・ユーザー取り付けパーツ、インレタが付属。

・1箱14300円

・2024年1月発売

 

実車情報

キハ35系気動車グループの中の1つで、相模線に投入された車両になります。

1966年に投入が始まり、朱色一色でしたが1986年よりクリーム地に青帯のカラーリングに変更されました。暖地向けの0番台、寒地向けの500番台のどちらも在籍していました。

 

レビュー

〇キハ30 0番台(M)

 

キハ30 0番台(M)

製品のキハ30 0番台は動力車に設定されています。

500番台と動力ユニットを入れ替えることができ、お好みの組み合わせにすることができるようになっています。

1986年以降のクリーム地に青帯の塗装となり、前面強化板の形に青く塗装されているのが特徴的。

 

 

正面

ヘッドライトは2灯シールドビーム、前面強化板の形の青帯塗装が施されています。

Hゴムはグレーで塗装済み。TNカプラーが取り付け済みで両脇にジャンパ線、ステップがついたものになります。

行先方向幕は茅ヶ崎↔橋本が取り付けられており、交換部品で変更することが可能です。

 

 

側面

車番、JRロゴ、所属表記、ドアSWはインレタを使用します。

0番台のみドアに半自動ドアSW、表記インレタを貼ります。台車は黒色、床下機器はグレーとなります。

 

半自動ドアSWインレタ

0番台にのみ貼り付けます。右用左用の2種類があります。

 

 

前面(2エンド側)

こちら側には日本国有鉄道、製造元の銘版インレタを貼ります。

 

 

屋根

排気管と信号炎管がモールド表現されています。ベンチレーターはグローブ型ベンチレーターとなります。

 

〇キハ30 500番台(T)

 

キハ30 500番台(T)

500番台は製品ではT車となっています。

0番台と足回りを組み替えることで動力化することが可能です。

 

 

正面

基本的に0番台と同じですが、こちらは前面強化板を自分で取り付けます。

強化板は接着剤で貼り付けます。屋根を0番台と交換することで0番台の前面強化板取り付けタイプ、500番台の非取り付けタイプを組み立てることもできます。

 

 

側面

表記類は0番台とほぼ同じ。半自動ドアSWインレタは貼りません。

 

 

妻面

こちら側は銘版類インレタを貼ります。こちらは紺地に銀文字のインレタを使用します。

 

 

屋根

寒地向けのため押し込み型のベンチレーターが取り付けられています。

 

 

1編成導入

相模線シリーズ拡充のため購入したキハ30相模線。キハ35と組んで使用されたり、相模線で運用終了後はこのままの色で八高線に転属して使用されていました。

正面の青帯の形が前面強化板の形になっているのが良く、ただ横一線に青帯が入るだけではあまりカッコよくなかったかなと個人的に思っています。

KATO製キハ35系列と連結できるように加工していこうと思います。