新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2024年12月13日、私鉄各社もJR各社と同じように2025年春のダイヤ改正に関するリリースが発表されました。
ここでは自分が気になった北陸地方のIRいしかわ鉄道とハピラインふくいに焦点をあてていこうと思います。
1. IRいしかわ鉄道
金沢駅~大聖寺駅間で快速列車が1往復設定されることになりました。
なお、快速列車のダイヤは下り列車だと大聖寺駅7:44発→金沢駅8:22着、上り列車が金沢駅18:20発→大聖寺駅18:59着となっております。
停車駅は松任駅、能美根上駅、小松駅と小松駅から先終点大聖寺駅までの各駅となっています。そして、下りの快速列車は松任駅で1329Mの普通列車を追い抜くようですね。一方で上りの快速列車は追い抜きなしでワンマン列車となるようです。
ちなみに金沢駅~大聖寺駅間の定期快速列車は22年ぶりの復活となるようです。かつてJR時代に金沢駅から小松駅間で途中美川駅と松任駅に停車し、小松駅~福井駅間は各停停車の快速列車があったようです。ただ、自分が生まれてからは金沢駅~福井駅間で定期列車で快速が設定された記憶がありません。
また、2024年9月23日に小松航空祭へのアクセスとして臨時快速列車が金沢駅~小松間で上り快速列車が設定されただけでもびっくりしました。そして今回のダイヤ改正で定期列車として快速列車が金沢~大聖寺間で1往復設定されるとは想定外の出来事でした。いずれにしてもダイヤ改正後、どのくらい需要があるのか気になるところですね。
2. ハピラインふくい
主なポイントは2点ですね。1点目は日中時間帯の福井駅~敦賀駅間増発です。
現行の日中時間帯のダイヤでは福井駅~武生駅間は1時間に2本、武生駅~敦賀駅は1時間に1本というダイヤになっています。ダイヤ改正後は日中のほとんどの時間帯で福井駅~敦賀駅間で1時間に2本というダイヤになります。
この変更は個人的にはかなりいいのではと感じました。自分自身2024年の8月にハピライン福井駅~敦賀駅間の乗りつぶしをしました。実際に武生駅から敦賀行の列車に乗車した際、2両編成の電車がとても混雑していてびっくりした記憶があります。1時間に2本になることによって少しでも混雑が緩和されることを期待します。
2点目は敦賀駅での特急サンダーバード・特急しらさぎ、新快速などの列車との接続改善です。
この接続改善により、武生駅や鯖江駅などの嶺北エリアから関西方面への移動が便利になるのではと個人的に思いました。武生駅や鯖江駅は北陸新幹線が通っていないため、バスや車などで越前たけふ駅まで行き、敦賀駅まで北陸新幹線に乗っている人もハピラインにある程度流れる可能性があるのではと思いました。
また、現状は大阪駅6:30発の特急サンダーバード1号に接続する列車はハピラインふくい線の場合、敦賀駅8:04発の普通鯖江行となっております。そのため福井駅に行く場合は武生駅もしくは鯖江駅で乗り換えが必須となっています。
しかし、ダイヤ改正後は敦賀駅8:04発の快速福井行に乗り換えられるようになります。これに乗車すると乗り換えなしで福井駅到着は8:45となります。ちなみに特急サンダーバード1号とつるぎ2号を乗り継いだ場合、福井駅到着は8:23となります。福井駅到着は20分弱しか変わらないので、これはどのくらい需要がハピラインの快速列車に流れるのか気になるところですね。
また、少し気になることもありますね。早朝と深夜に特急しらさぎ52・65号の代替として設定されていた快速列車が臨時快速列車に格下げとなっていますね。北陸本線の臨時快速列車(敦賀6:31発と米原22:48発)が設定されている間は廃止にならないと思いますが、今後が心配ですね。
今回、取り上げたこと以外にも様々なことが変更されています。詳細につきましては各鉄道会社のニュースリリースをご覧ください。
https://www.ishikawa-railway.jp/uploads/media/BRxA23xgVAA
ハピライン
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